このページの本文へ


企業・経営

nikkei BPnet

ビジネス・フォアフロント


軽快に操作できる高性能なポータブルナビ(1)

組み込み型のハイエンドカーナビの性能を実現することが目標だった

2009年04月02日  RSS  コメント(0件)

ページ: 1 / 2 / 3 /

(聞き手:大河原 克行=フリーライター)

三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社 車載機器事業部商品企画統括部ポータブル企画部ポータブル企画課の主任技術員、入江利至さん

 三洋電機コンシューマエレクトロニクスが開発・生産するポータブルナビゲーション「GORILLA(ゴリラ)」は、手軽に持ち運べるポータブル性とともに、軽快な操作を実現した高機能性を両立しているのが特徴だ。「これまでは、ポータブルだから機能が劣るという悪いイメージがあった。だがGORILLAは、これを払拭できるだけの大きな進化を遂げた」。そう話すのは、同社の車載機器事業部商品企画統括部ポータブル企画部ポータブル企画課・主任技術員の入江利至さん。2008年の製品から搭載された「GORILLA Engine」によって、一般的な組み込み型のカーナビに比べても遜色がない高機能化を実現している。3月28日から地方圏の高速道路が土日祝日に上限1000円で利用できるようになり、自動車に乗る機会が増える読者も少なくないだろう。ドライブを一層楽しむためのツールとして、GORILLAはさらに注目されそうだ。

機能が劣るのでは?というユーザーの声に何度も悔しい思いをした

三洋電機のGORILLAは、ポータブルナビゲーション分野において、存在感を発揮していますね。ユニークなネーミングも印象的です。

入江 GORILLAというネーミングは、1995年に発売した第1号モデルのデザインから決定したものです。本体の上部にGPS(全地球測位システム)アンテナを搭載し、そのデザインがゴリラの頭に似ていることに由来しています。当初は、CDの活用からスタートしたGORILLAですが、それがDVDになり、HDDになり、現在ではSSD(フラッシュメモリードライブ)を搭載したモデルが中心となっています。

1995年に発売した初代GORILLA。このユニークな形状からGORILLAのネーミングとなった
[画像のクリックで拡大表示]

 GORILLAは、車から持ち出して利用することもできる「PND(ポータブル・ナビゲーション・デバイス)」の市場を切り開いてきたと自負していますが、その一方で、インダッシュ型(組み込み車載型)のカーナビに比べて、機能が劣るという印象が強く残っている。価格面でも安いですから、GORILLAの良さを説明しても、「でも、操作性が悪いでしょう」とか、「オモチャみたいなものじゃないないの」と言われる。何度も悔しい思いをしました。これをなんとしてでも払拭したかった。08年4月に投入したGORILLAでは、高速処理エンジン「GORILLA Engine」を開発し、PNDに対して、多くの人が持つ悪いイメージを、完全に払拭できる性能にすることに成功しました。

Next:高速処理できるエンジンを開発しないとパンクし...

ページ: 1 / 2 / 3 /

バックナンバー

『壊れ行く国〜なぜ日本は三流国に堕ちたのか』

 掲載した記事を再編集・構成した書籍『壊れ行く国 〜なぜ日本は三流国に堕ちたのか』が出来上がりました。鳩山内閣の誕生から鳩山・小沢両氏の辞任、菅内閣誕生までの政治経済の問題点を4人の論客が鋭く指摘しています。お求めはAmazonもしくは日経BP書店まで。
目次や本文の一部がご覧になれます




厳選アイテムのダイレクトショップ 日経BPセレクション
日経BPインバウンドBizセミナー【第1回】Webセミナーのご案内
Bizアカデミー
Good Doctor Net 21世紀医療フォーラム 良い医者、良い医療を創るプロジェクト
メンタルヘルスとリワーク うつ病治療と復職支援を考える
日経BPビズボード 日経BPデータボード