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時評コラム

いまどきのオトナ、いまどきの子ども

どう使うか? 悩ましの定額給付金

2009年4月1日

いざ貰えるとなると「どうしようか」は少数派?

 どうしても定額給付金には悩ましさがつきまとう。けっして「受け取りません」と意固地になるわけではない。かといって、素直に「さぁっ!使うぞぉ」気分かというと、やはり戸惑いめいたものを感じてしまう。

 もちろん、その経済効果とやらの理屈は理解できる。これだけ売上が伸びない時期、まさしく恵みの雨(?)であり、小売店などにとっては千載一遇のチャンスだろう。

 それでも「なんだかなぁ」がぬぐいきれない。個人的なヒネクレ傾向(?)も作用しているのかもしれないが、まわりの知人と話してみても、きわめて少数の特異な感想でもないような気がする。

 まず「受け取らない」とか「辞退します」という方はいない。いわゆる世論調査の結果でも「受け取る」が圧倒的多数だったことを考えると、「そんなもの要らない」的な拒絶反応はないのだろう。だからといって、手放しで歓迎かというと、かなり印象は違う。

 というのも、「そりゃあ、きっちり貰いますよ、でもね」のように、必ずといっていいほど否定接続詞が付くからである。そして「もっと有効な使い道がありそう」とか「選挙めあてのバラまきでしょ」とつづける方が圧倒的に多い。報道が伝えるところの「受け取るが、評価しない」の範疇かもしれない。

 ただ、つづけて話を聞いていくと、別のニュアンスも漂ってくる。「役所に申請して振込んでもらうっていうのもね」あるいは「とにかく使いなさいっていわれても」と個々違いがあるが、多くの方が、最終的には「困っちゃうよ」に近いところに落ちつく。

 したがって「評価しない」ではなく「困っている」とするのが正確かもしれない。当たりまえだが「あれを買うぞ」や「旅行いくぞ」という答えた方々もいるし、あくまでも聞いた範囲に限られいる。それでも「評価しない」のなかには、割合は別として「困っている」方々も含まれているような気がする。

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