麻生太郎内閣の支持率低落が止まらない。7、8日の朝日新聞の調査でも、1カ月で19%から14%に5ポイントも低下。いよいよ1ケタ台も視野に入ってきた。もしそうなれば、与党内も黙ってはいないだろう。
麻生首相は定額給付金とオバマに期待か
麻生首相の政権浮揚のための“最後の期待”は何だろうか。おそらくそれは、(1)定額給付金の支給と(2)オバマ大統領との会談だろう。
反対が多い定額給付金も手元に届けば印象が変わる。小渕恵三内閣のときの「地域振興券」も支給前と後では反応が違った。本予算を成立させて給付金が支給されれば、支持率も底離れする。そう考えているとしたら甘い見通しだ。
実体経済の一層の悪化が確実視される中で、政権担当期間が半年にもなれば、その一義的責任は麻生政権に帰せられることが避けられないからだ。
オバマ大統領との会談も特効薬にはならない。経済、外交の両面でブッシュ政権と一心同体となってきた現政権は、よほどの大転換をしない限り新大統領との強い連携は難しい。だから会談も単なる社交外交で終わらざるを得ない。
首相は2つの“最後の期待”が思惑通りに進めば、予算成立後の解散・総選挙を断行するつもりだろうが、またもや先送りされる可能性が高い。
今回の支持率低下には、2月5日の国会での郵政民営化をめぐる発言もかなり影響していると思われる。
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