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企業・経営

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九門 崇の「中国から探るグローバルビジネス」


世界のレンズで見たグローバル人材活用を

日本企業の「ガラパゴス化」をどう防ぐか

2009年02月10日  RSS  コメント(0件)

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 これまで、様々な記事の中で述べているように(「アジア30億人市場をどう攻略するか」)、日本企業にとって海外に進出する、または海外市場や訪日外国人が販売対象となるグローバル化進展の流れは避けられないものだ。アジアを始めとする海外の新興消費市場が拡大し、米国流の金融資本主義が一つの転換期を迎える中、今後真の意味での「グローバル資本主義」が広がっていくと考えられる。金融危機への短期的な対応はもちろん必要だが、こうした新しい世界の流れにどう対応していくかが日本企業の中長期的な課題である。この短期的な対応と中長期的な対応はきちんと分けて考えた上で戦略を立てないと、新しいビジネス機会を逃してしまうことになりかねない。

 その際に、日本企業が「ガラパゴス化」しないように、どの部分を「世界標準」に合わせて、どの部分を日本の組織が優れている点として残していき、新たな日本流の経営方式を創り上げていくかは大きな課題である。今回は、その中で重要な領域になると考えられる日本国内や海外法人におけるグローバル人材(外国人)の活用について書いてみたい。

日本企業の海外展開で重みを増すグローバル人材

 日本国内でグローバル人材の活用が必要になってきた要因は以前の記事(「外国人の活用に向けて何が必要なのか」)で、(1)国籍を問わず優秀な人材のニーズ、(2)海外展開用のブリッジ要員へのニーズ、(3)理工系の技術を持つ人材の必要性、(4)ダイバーシティによる組織活性化、の4点を挙げた。詳しくは過去記事を参照されたい。 最近、金融危機の影響で外国人人材が職を失うなどの話が出ている。しかし、外国人だから必要がなくなればリストラし、日本人の正社員だから雇用を守るという考え方をしているのであれば、優秀な外国人が日本や日本企業に集まらなくなり、グローバルな競争力を人材面で失っていくだろう。

 今後の日本企業の海外展開を考える際に、大きく分けて自社の海外進出とクロスボーダーM&Aの2つの方法が考えられるが、それにはグローバルな人材活用が大きな課題となるだろう。

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