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~遠近両用コンタクトレンズって、どう?(1)

松本すみ子の団塊消費動向研究所ビジネス

ああ!老眼
~遠近両用コンタクトレンズって、どう?(1)(1/3ページ)

2009.01.28

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 多くの人は40歳前後から近くや小さい文字が見えにくくなり、いやでも“老眼”を意識させられる。老眼鏡のお世話になったが最後、以後、必需品となり、少しずつ度数が上がっていくのだ。しかし、団塊以降の世代は、若いときから、もうひとつの目の矯正方法・コンタクトレンズという手段を持っている。

 そして、昔は近眼で、今や老眼となった人たちのために“遠近両用コンタクトレンズ”も用意されている。ますます増える老眼世代に向けて、大いに期待できそうな遠近両用コンタクトレンズ市場。しかし、若いころのように、彼らはコンタクトレンズを愛用しているのだろうか。

コンタクトレンズの洗礼を受けた“アラ還”世代

 思い起こせば、40年近く前、ど近眼の私が大学に入学して真っ先に駆けつけたのが、最寄り駅の近くにあるコンタクトレンズ販売店だった。なにしろ、あの時代、メガネをかけると女っぷりが2・3割は落ちると言われていた。田舎では親が目によくないと買ってくれなかったから、うら若き女性の身としては、都会で何よりも先に手に入れるべきものはコンタクトレンズだったのだ。

 女性に限らない。同級生には同じレンズ販売店の診察券を持っている男子がたくさんいた。あの時代、多くの学生街のメーンストリートには不動産屋とコンタクトレンズ販売店と古本屋が必ずあった。その世代が老眼鏡のお世話になるような年代になって久しい。とっくに近視レンズは役に立たなくなっているのだから、順当なら、遠近両用コンタクトレンズを愛用しているはず。

 しかし、メガネほどには、遠近両用コンタクトレンズの情報は伝わってこないし、使っているという人の声もあまり聞こえてこない。遠近両用レンズの広告もめったに見たことはない。遠近両用レンズがあることを知らない人もいるようだ。おそらく、老眼になった時点で近視コンタクトをあきらめ、メガネに転向して、そのままになっているのだろう。

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