上司の態度・言葉遣いが 部下のモチベーションを下げる?!

2009年1月13日

 2009年の睦月も半月が過ぎようとしています。この2週間は挨拶廻りなどで忙しかった方々も、いよいよ本格的に本来の業務に腰を据えて取り組み始めていらっしゃることでしょう。

 私は昨年より引き続き抱えている仕事に多くの時間を費やす毎日ですが、この内容は私の本職(企業研修や講演)から派生した仕事。本来の仕事にフィードバックして、日々、さらにあらたな発見や学びと遭遇しています。

 謙虚な気持ちで取り組んでいるつもりでしたが、実は先週、その仕事に対してモチベーションが下がった瞬間がありました。それは、仕事中に言われたひと言が原因でした。

 本連載でも、再三お伝えしているとおり、心地よくモチベーションを持続させながら、互いが気持ちよく仕事をするために必須なことは何といっても“マナー”です。この“マナー”とは、決して『形・型』ではありません(「『心』は変わらない」参照)。相手を思いやる気持ち、心から生まれるものです。相手を思いやる気持ちがあれば、相手が深く傷つくような発言はしません。相手を不快にさせることもないでしょう。もちろん、その感じ方には個人差もありますが、だからといってこれらを意識しないで良いかというと、そうではありませんね。

 そして、この思いやりの表現方法のひとつとして具体的に大切なこと。それは、表情・態度・あいさつ・身だしなみ・言葉づかいのマナーの基本5原則です。

「上司の態度・言葉遣いでモチベーションがダウン」

 今回は、本連載の読者の皆さんから、アンケートでいただいた自由記述「上司・部下のビジネスマナーで好ましくないと思ったこと」にもとづいてお話します(「ケータイマナー」「メールのマナー」「話し方のマナー」参照)。皆さんからのご意見の中で多かったのは、『相手の態度・言葉遣い・仕事の仕方で、仕事のモチベーションが急激に減退した』という内容でした。これらを拝見し、私も大きくうなずき、共感いたしました。私が仕事中にモチベーションが下がる瞬間は、相手の表情(顔や声)と、言葉です。

 さらに、この『相手』の部分が『上司』と限定されている意見が大多数であったことをここにお伝えいたします。この『上司』という文字を拝見して、私自身、ギクリといたしましたが、要するに、部下や後輩は、上司・先輩が思っている以上に、上司や先輩の言動をよく見ている、ということですね。部下、後輩の多くは上司の“上から目線”の態度・言葉遣いで、やる気を奪われていることが分かりました。この結果から、目上の人たちが学ぶべきことは、常に部下、後輩、周囲の見本、お手本となる言動を行うよう意識して、それを実践実行することでしょう。

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