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スペックよりプリントの楽しさを訴える

ものづくりの軌跡テクノロジー

プリクラ第一世代をターゲットに開発
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タカラトミー「プリンター一体型のデジタルカメラ」(1)

2009.01.09

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(聞き手:林田 孝司=フリーライター)

 タカラトミーは1998年、ポラロイド社と共同開発した世界最小のポラロイドカメラ「xiao(シャオ)」を販売、女子校生を中心に国内で350万台を販売した実績がある。そのポラロイドカメラがこのたび新たにデジタルカメラとしてよみがえった。撮ったらその場でプリントして写真を友達と交換し合い、コミュニケーションをとって遊ぶ。写真の楽しさを前面に押し出したこのデジタルカメラ「xiao(シャオ) TIP-521」(以下、シャオ)の開発について、同社デジタル事業統括本部デジタルエンタテインメント企業グループIP事業チームのチームリーダー、土肥雅浩さんに話をうかがった。

デジカメによってアナログ時代の写真アルバムの思い出が失われた

タカラトミー デジタル事業統括本部デジタルエンタテインメント企業グループIP事業チームのチームリーダー、土肥雅浩さん。手にするのが「xiao(シャオ) TIP-521」。本体の色はブラック、マゼンタ、マリーンがある。実売価格は3万2600円(税込み)程度
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 シャオを一言でいうと「カメラとプリンターが一体になったもの」ですね。従来のインスタントタイプのカメラとの違いはデジタルであること。従来型は、手ブレしていても、失敗しても、撮ったらその場で強制的に写真が出来上がりました。しかし、シャオはデジタルカメラなので、まず撮ったものを一度画面で確認して、いいなと思ったものだけを出力できる。これが今までのインスタントカメラにはない特徴です。

 考えていたシチュエーションは、友達3~4人と一緒に行く旅行。それも、旅が終わったら友達と別れなければならないような旅行です。最後の思い出として、写真を撮りたいですよね。で、「あとで写真を送るね」というんですが、実際は意外と送らない。プリントした写真を手紙で送るのは面倒だから。だったら、その場で出力してあげればいい。そうすることによって、新しい発見やコミュニケーションが生まれる。写真を楽しめるデジタルカメラですね。

有効画素数は500万画素。撮影素子には1/2.5型CMOSセンサーを採用。レンズはF(絞り)値3の固定焦点タイプで、焦点距離は35mmフィルム換算で39mm相当
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