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引きこもり消費の時代(1/5ページ)

消費トレンドは“安近楽”

2008.12.04

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(桐原 涼=経営評論家)

深刻化する消費不況

 世界経済を覆う金融危機が、実体経済に波及してきた。消費者心理も著しく悪化している。内閣府が発表した消費動向調査によると、10月の消費者態度指数は前月に比べ2ポイント悪化し、29.4ポイントとなった。これは指数の比較ができる1982年6月以降で、最低の水準である。

 消費者は節約志向を強めており、個人消費はどん底の状況だ。10月の全国百貨店売上高は前年比-6.8%と大幅な減少を記録し、また11月の伸び率は更に悪化する可能性が高い。自動車販売の状況はより深刻であり、11月の登録車販売台数は前年実績を27%も下回った。これは、11月としては過去最大の落ち込みである。個人消費の現場は、かつてないほど厳しい状況に陥っている。

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