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環境

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エコ社会はどこから来るの? 読者と考える環境と未来


自然と付き合う〜里山生態系の意味と価値を伝える(前編)

2008年11月27日  RSS  コメント(2件)

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 今回の「自然と付き合う」シリーズでは、僕が手がけている活動「Present Tree ヤマガラの森」での自然とのかかわりについて書いてきました。

 では、この活動の目的は、どのようなものなのでしょうか?

 植林活動ですから、木が増えることや、それによってCO2が吸収されて、温暖化防止につながるというのは間違いではありません。ただ、ではどのぐらいの効果があるのかと言えば、取り立てて言えるほどのものではありません。森をつくるといっても、1200坪(4000平方メートル)ほど、植林本数は600本あまりです。このあたりの森の面積としても、ひとまとまりの森として特に大きいわけではありません。効果としてはたいしたことはない、ということもできます。

 しかし、それでも、この活動には、けっこう大きな意味があると思っています。僕がこの活動で狙っていることは、「里山林の意味合いや価値を理解する人を増やす」ことで、人と自然とのかかわりを理解している人を増やし、自然を、人とかかわるからこそ価値がある、身近な自然にも大きな価値がある、ということを増やしたいと、ということです。

 日本では、自然のままの状態には価値が無く、開発して宅地にしたり、工場を造ったりすることではじめて価値が生まれる、と考える人が多いのが現状です。特に林業をやっていない里山林は、林業としての金銭価値もないし、そのままでは何の価値もない森だと考えられがちです。

 実は、都会の人から見れば、里山林は人の生活空間のすぐ知覚にある、手の届く森なので、ちゃんと価値があると思う人は多いのです。しかし、土地の所有者、地主さんは、何の富も生まないのに、固定資産税だけ持っていかれる「お荷物」と考える人が多い。「できれば誰かに土地を買収してもらいたい、森はなくして、宅地やゴルフ場にした方がいい」と考えているのです。

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