生活習慣病の話になると、とかくやり玉に挙げられるのが、中高年のビジネスマン。最近では「40歳〜74歳の男性の2人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)またはその予備軍」との国の発表もある。働き盛りのビジネスマンにとって、自らの健康管理は必要不可欠。彼らは健康についてどんな意識を持ち、日々どのようなことに気を配っているのか。アンケート調査で彼らのホンネと実態を探った。
58%が「10年前より健康状態は悪くなった」
まず現在の健康状態について尋ねたところ、全体の7割近くが「よい」または「どちらかといえばよい」と感じていることがわかった。この結果だけを見ると、ビジネスマンは意外に元気なようである。しかし10年前との比較では、約6割の人が「悪くなった」と回答している(Q1)。本人としては元気なつもりであり、深刻な病気には至っていないが以前と比べて体の不調を感じるなど、健康に対する不安は増してきているという現状が伺える。
では具体的に、彼らは健康のためにどんなことに留意しているのだろう(Q2)。上位を占めたのは、やはり「食事」「睡眠」「運動」で、健康維持の“金科玉条"はビジネスマンといえども違わないようだ。またストレス社会を反映して、4番目に多かったのが「ストレス解消」。他の問いで、7割以上がストレスを抱えていることも明らかになっており、体のみならず、心の健康にも気を配るビジネスマン像が浮き彫りになった。
喫煙と飲酒に関してQ2では、それらの節制についてあまり差がないが、喫煙本数と飲酒頻度を尋ねたところ対照的な結果が出た。たばこの方は喫煙本数がゼロの非喫煙者が全体の6割以上と、たばこ離れが進んでいるのに対し、酒は3人に1人が週に4、5回以上飲んでいると回答。酒の持つカロリーなど、体への影響は考慮されていないようだ。