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環境

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エコ社会はどこから来るの? 読者と考える環境と未来


自然と付き合う
〜<害虫>を放置する(前編)

2008年10月23日  RSS  コメント(2件)

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 今週は、里山にやってくる昆虫の話です。昆虫の話は、ふたつ前のテーマ(関連記事1関連記事2)で書いたのですが、このときはどちらかというと、人間が喜びそうな虫についての話でした。シロアリの話もしていますが、これは家についての問題なので、森そのものをシロアリがダメにするわけではありません。

 今週扱う昆虫は、いわゆる害虫です。

 昨年(2007年)4月に植林をしたあと、6〜7月ぐらいには葉もすっかり伸びて、若木の雰囲気になってきました。そのころから、害虫が出始めました。

 ある日山を歩いていると、細い若木の幹(直径で割り箸ぐらいのふとさ)が妙に太い感じに見える木が目立ちました。あれ? もう太くなったのかな、おかしいなと思っていたのですが、ちょっと見には普通に見えます。ただ、出たばかりの葉がちょっとたれている感じで、元気がないかな?という印象を受けましたが、若い葉は水分が多く、たれていることもあるので、あまり気にしませんでした。

 何本か、そういった木を目にして、やはり気になったので、そのうちの1本を手にとってしっかり見ようと思ったとたん、太くなったと思ったのは、木の幹ではなく、幹にびっしりとりついたアブラムシであることがわかりました。みどりの幹にみどりのアブラムシがスキマなくびっしりついているので、まるで太くなった幹のようだったのです。幹を無造作につかまなくてよかったと思いつつ、気持ちが悪いぐらいにアブラムシが付いたコナラの木を見て、しばし悩みました。

 アブラムシは、木の皮に穴を開けて樹液を吸うので、水分が葉に充分に行かず、葉がしおれているのです。このまま放置すれば、若い木は枯れてしまうかもしれません。しかし、あわてて対処するのがいいこととは思えなかったので、周囲の木を観察することにしました。

 まず、植えたコナラに対して、どのぐらいの比率が虫の害にあっているのか。すべての木がやられているなら、森全体の危機ですから、対応が必要ですが、部分的なら、食わせてしまうという手もあります。

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