国連とファッション?!
異色のコラボで飢餓撲滅を訴求(前編)
NY通信〜等身大の国際貢献(5)

(Text by Yori Irisawa)
2008年9月、ニューヨークでは「ファッション」と「国連」という異色のコラボレーションが行われた。だれもが親しみを持ちやすい試みとして注目を集めた、このコラボの目的とは?
ニューヨークにとって特別な意味のある9月。同時多発テロの追悼イベントが行なわれると同時に、世界のファッション関係者が注目するファッション・イベント「ニューヨークコレクション」が開催される。毎年、この時期、厳粛さと華やかさが入り混じった様子が街のいたるところで見受けられるのだ。
そんな中、今年9月11日、国連とファッションブランド「G-STAR」(※1)とのコラボレーションによる異色のファッション・イベントが行なわれた。

それだけでも話題になるのだが、ショー会場となった「パーク・アヴェニュー・アーモリー」には、『オースティン・パワーズ・デラックス』に出演した女優のヘザー・グラハムさん、『007/ゴールデンアイ』などの映画に出演し、舞台『キャバレー』でトニー賞を受賞した俳優のアラン・カミングさんが登場することが事前に告げられ、通常、このようなテーマをあまり取り上げないファッション・メディアでも大きく報じられることとなった。

※1:1989年、オランダ・アムステルダムに設立されたデニム・ブランド。斬新なデザインはもちろん、殺虫剤や合成化学肥料を使用せず栽培されたオーガニック・コットンなどこだわりの素材を用い、環境にも人にも優しい肌触りの良いアイテムが世代を超えて支持されている。
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