ここが花粉症を抑えるツボ!
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった4大症状のほか、頭痛や前頭部のモヤモヤ感など、花粉症の症状は仕事にも差し支えるもの(参考記事:風邪だと思っていたら、花粉症かも?)。そんな症状には、東洋医学に基づいたツボを刺激して、症状の緩和にトライしてみよう。

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花粉症の症状の中でも、頻繁に起きて最もつらいのは、くしゃみと鼻水だろう。それを抑えるのに有効なのが「少商(しょうしょう)」を刺激することだ。青山自然医療研究所クリニックの班目健夫氏によれば、少商は、「親指の爪の付け根にあって、両手を拝むように手を合わせたときに両手の親指の爪が接したところ」だ(図1)。
「ここを反対側の指でつまんで、少し痛みを感じる程度にグリグリとねじるように回転させるように刺激すると良い」(班目氏)。ツボを押さえる時間は長ければ長いほど良いが、少なくとも30秒ほど刺激すると効果が出やすいという。併せて、親指以外の人差し指から小指にかけて、4本の指をまとめてつかんで反り返す刺激を加えると循環血液量が多くなり、より効果的という。

また鼻づまりも、花粉症の症状ではつらいものだ。鼻づまりを抑えるツボとして知られているのが「迎香(げいこう)」だ。迎香は鼻の脇に近い部分にある犬歯(けんし)の根元にあるツボで(図2)、ここを「手の指先で上から下に強く引っかけるように押す」(班目氏)ことで鼻づまりを抑える効果が期待できるという。
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目のかゆみ・涙目などの症状に対して、つらさの緩和を期待できるのが「眉毛マッサージ」だ。「攅竹(さんちく)」と呼ばれる通称「毒消しのツボ」を中心とした刺激法だ。これは、眉間に近い眉毛の根元から顔の外側に向かって、眉毛の上から全体を軽くマッサージするもの。眉毛の生えている方向に沿って行うため、痛みを感じる刺激ではないので、2〜3分かけてゆっくりと刺激を与えると良い。併せて、「こめかみにある筋肉をもむことで、胆経が走っているツボを刺激してより効果的なマッサージになる」(班目氏)という。

一方、前頭部の重さやモヤモヤ感がひどいときには、オフィスではやりにくいかもしれないが、足のマッサージを試してはどうだろう。これは足にある「臨泣(りんきゅう)」と呼ばれるツボを刺激する方法だ。
臨泣とは両足の薬指と小指の骨の間に位置するツボで(図3)、足の甲の上から刺激を与える。手の指の人さし指から小指までをつかって、骨の谷間を押す。このマッサージによって、前頭部の重さやモヤモヤ感が取れやすくなるという。
いずれも簡単な方法だが、「時間を決めて頻回に行わないと効果は期待できない」(班目氏)という。できれば、始業時、昼食時といった時間を決めて、オフィスで行いたい。これで、もし症状に改善がみられないときは、専門医に診てもらうことをお勧めする。
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