このページの本文へ
ここから本文です

中性脂肪や血圧も下げる“お手軽”運動

2006年02月20日

 日ごろの運動が健康によい影響をもたらすことはよく知られています。高血圧や糖尿病などのいわゆる生活習慣病はもちろんのこと、心臓病やがんといった重い病気にかかる人も、よく運動している人では少ないと言われています。



 とはいうものの、忙しいビジネスパーソンが毎日適度な運動を実行するのは、容易なことではありません。「一駅手前で降りて歩く」「エスカレーターを使わずにできるだけ階段を使う」――といったこともよく勧められていますが、疲れていたりすると、おっくうになってしまいがちです。



 そこで最近は、「サーキットエクササイズ」(参考記事:1周3分で脂肪を燃やす「サーキットエクササイズ」)や「ヨガ」(参考記事:お手軽な「ヨガ」のココにご用心)など、室内でも手軽にできる運動が人気を集めているようです。



 また、体にかかる負担が少ない「水中ウオーキング」(参考記事:週1時間でも効果大の「水中ウオーキング」)も、生活習慣病の改善に効果があるとして、中高年に注目されています。



 こうした運動は、手軽だからといって、体重を減らすダイエット効果が、従来の運動に比べて劣るわけではありません。むしろ、ウオーキングだけを長時間続けるより効果的だと指摘する声もあるのです。



「1年でウエスト4cm減!?」のサーキットエクササイズ



図1 エクササイズによるウエスト周囲径(左)と中性脂肪値(右)の変化

フィンランドで、肥満傾向にある40〜64歳の522人の男女に行われた研究結果。522人を2群に分け、「対照群」は一般的な食生活や運動の注意を受け、内科医の診察を受けました。「エクササイズ群」はこうした注意に加え、栄養士による食事指導とサーキットエクササイズを行いました。1993年から1998年まで5年間経過観察し、1年後と3年後に体重などを計測しました。その結果、体重、体格指数(BMI)、ウエスト周囲径などに加え、血糖値、中性脂肪値なども、エクササイズ群の方が明らかに減少する効果がみられました(p<0.001)。



体重だけでなく、血圧も減少する“水中ウオーキング”



日本で40人の男女(平均年齢62歳)を対象に、2004年9月から2005年3月まで行われた研究結果。対象者には週1回、1時間の水中ウオーキングを実施してもらいました。3カ月後および6カ月後に、体重や体脂肪率、血圧などを測定したところ、体重が6カ月で約1kg減少する効果がありました。中には、体重が10kg以上減少する人もいたそうです。血圧については6カ月後に、最高血圧の平均が140mmHgから131mmHgに下がる効果がみられました。図2 水中ウオーキングによる体重の変化



記事トップにもどる






■「nikkeibp.jp健康」2月23日号:その他の最新記事
・運動系ダイエットの“誤解”
・1周3分で脂肪を燃やす「サーキットエクササイズ」
・お手軽な「ヨガ」のココにご用心
・週1時間でも効果大の「水中ウオーキング」
・活脳塾:自分の提案が否定されたときこそチャンス
・私の本棚:私たち日本人は本来何を食べるべきなのか--『辛いもの好きにはわけがある』(ゲイリー・ポール・ナブハン=著/栗木さつき=訳、ランダムハウス講談社、1800円+税)

ここから下は、関連記事一覧などです。画面先頭に戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る