酒を控えるよう言われても、守れない人50%!?
日本におけるお酒の消費量は、1997年の時点で約6兆円と推計されています。このうち、会社による法人需要は90年代初頭のバブル崩壊後、減少傾向にありますが、個人需要は伸び続けています。
需要拡大の要因として、女性の飲酒人口の増加も見逃せません。国税庁の1968年と1987年の調査で男女別の飲酒人口を比較すると、女性の飲酒人口は20年間で、いずれの年齢層でも2倍以上に増加しています(参考記事:酒の効用はあくまで“適量”の範囲)。
また、品目別に酒類の消費動向をみてみると、ビールや日本酒、ウイスキーの消費がさほど増えていないのに対し、焼酎やワインの増加が目につきます。
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| 国税庁と総理府(現・内閣府)が1968年と1987年に実施した「酒類に関する世論調査」のデータを基に、がん研究振興財団が2001年に行った推計。「大量飲酒者」は、1日平均150mL以上のアルコールを飲む者と定義し、推計は世界保健機関(WHO)の計算方式を用いて行っています。その結果、飲酒者数も大量飲酒者数も40年近くの間、約2.5倍にまで増え続けていることが分かります。 | ![]() |
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| 一般病院6施設の内科・外科・整形外科・産婦人科の1988年12月から1990年10月までの入院患者1945人を対象にしたアンケート調査の結果。男性の56.6%、女性の9.9%が「少なくとも1日1回」または「ほとんど毎日」飲酒すると答えました。入院患者という背景もあってか、「これまで医師から飲酒を止めたり控えるよう言われたことがある」人の割合は、男性では39.2%、女性では5.8%に上りました。しかし、その中で「その通りにした」と答えた人は、男性で48.6%、女性でも50.0%にとどまりました。酒の飲み過ぎについての知識は多くの人が持っているものの、飲酒量を控えることは難しいようです。 | ![]() |
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| 健康な男性ボランティア13人に、ビール、ウイスキー、焼酎をアルコール濃度4.5%で1リットルずつ飲んでもらい、血清尿酸値の変化を調べた研究。ビールを飲むと約15%近く高くなる尿酸値が、ウイスキーや焼酎といった蒸留酒を飲んだ際には変化がありませんでした。蒸留酒は尿酸代謝への影響が少ないと考えられます。 | ![]() |
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