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男性なら、無作為に女性誌を買ってみよう

2005年11月24日

 「本や雑誌を読む」ということだけでも、脳を刺激することが分かっています。しかし、書店へ行っても、どうしても自分の興味のある雑誌のコーナーへ行ってしまうものです。



 書店にはあれだけの雑誌がたくさんありますが、いつも同じような雑誌しか読まないとすれば、自ら情報を限定しているようなものです。といっても、自分とは関係のない分野の雑誌をどう選んでいいのかも、分からないものでしょう。



 だから思い切って、男性なら女性雑誌のコーナーへ行き、平積みになっている雑誌を端から数冊買ってしまいましょう。見出しを読んでから買うのでは、そこでまた自分の選択基準が働いてしまうので、できるだけ意外性を高めるために、とにかく買ってしまうのです。



訓示:日常性の行動に変化をつけるために、今まで一度も見たことがない雑誌を買って、初めから読んで見るべし。



 この場合、実は「買う」ことに意味があります。立ち読みではきちんと読まない可能性があるからです。買うことによって、「読まないと損」という緊張感も生まれるのです。今まで一度も見たことがない女性雑誌やレストラン専門の雑誌など、読んでいけば意外にも、自分の仕事に関連している部分が多いことに気が付くでしょう。それが脳への新しい刺激なのです。



 関係のない分野を知ることで、新しいアイデアが浮かんできます。いつもの雑誌を読んでいるだけでは、いつものことの延長ですから、すでに脳の中にそれを受け入れる枠ができ上がっています。理解はしやすいですが、新しい脳細胞のネットワークができるほどではありません。



 今まで手にとったこともない雑誌は、どこに何が書いてあるのかも分からないので、初めから見ていくしかありません。まさに、新しい国を旅行するようなものです。そこで自分の仕事との共通点を探していくことで、新しい発想も生まれます。



 スターバックスのカフェをチェーン展開したハワード・シュルツは、以前はまったく別の仕事をしていました。しかし、出張でシアトルへ行き、偶然スターバックスでコーヒーを飲んで、そのおいしさに感動したことから、彼の人生は大きく変わってしまいます。雑誌にも、そんなチャンスが潜んでいるはずです。



 日常性の行動は、変化を付けることが難しいのです。ほんのちょっとした一歩が踏み出せないから、新しいチャンスを得ることができないし、脳の活性化も起きないのです。今まで手にしたことのない雑誌を買ってみる――。これだけでも意外にできないことですが、そこに脳を元気にさせる秘密も潜んでいるのです。





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