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三菱マテリアル、環境負荷低減型の水系透明導電塗料を開発

2005年11月18日

三菱マテリアルは、100%子会社のジェムコが開発した水系透明導電塗料「TWU-1」の販売を開始した。


TWU-1は、ATO(アンチモンドープ酸化すず系導電性粉末)を水に分散・塗料化した製品。塗布することで合成樹脂フィルム上に透明導電膜を形成し、除電、帯電防止、粉塵吸着防止の機能をフィルムに付与する。透明導電フィルムは、主にディスプレー周辺材料、半導体周辺材料、包装材料に使用される。


従来の透明導電塗料は有機溶剤系塗料が中心だった。VOC規制などの環境問題、作業環境の改善などから、水系塗料の開発が求められていたが、これまでに提案されている水系塗料は、導電性、膜強度等で課題が残っていた。TWU-1は溶媒に水を使用した環境負荷低減型の塗料でありながら、塗膜特性は有機溶剤系導電性塗料に匹敵する性能を持つという。


三菱マテリアルは10月から製品のサンプル配布を行ってきたところ、顧客から好評だった。長年培ってきた導電粉製造技術と分散化製造技術を融合することで量産化にもメドがつき、今回の本格販売となった。今後、次世代型塗料などの市場への展開も期待できるという。


三菱マテリアルはTWU-1の初年度の売り上げとして5000万円を見込む(日経エコロジー編集)。


■関連情報
・三菱マテリアルのWebサイト http://www.mmc.co.jp/japanese/index.html

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