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文字や数字ばかりの仕事なら1日1枚“絵”を描こう

2005年10月27日


 文字を書くことと、絵を描くことは脳にとって意味が違ってきます。文字を書いたり読んだりするのは左脳で、絵を見たり、イメージしたりするのは右脳の働きです。だから普段仕事で文字や数字ばかり見ているのであれば、休憩時間を利用して別な刺激を作り出すために、絵を描いてみることです。



 絵を描くといっても、なにも絵の具で描く必要はありません。ボールペンで描けばいいのです。できれば真っ白なノートか、ちょっと大きめのメモ用紙がいいでしょう。「描くといっても、一体何を描けばいいのだろう?」と思うでしょうが、始めは今の自分の状態を絵にしてみましょう。



 例えば、文字にすることなら比較的簡単なことです。あの仕事とこの仕事を期限までにやらなければいけない、というように羅列することができます。しかし、それを絵にするとなると、違う発想になってきます。



 一枚の絵に、今の自分を描いてみましょう。書類に囲まれた自分かもしれませんし、プレゼンテーションをしている自分かもしれません。絵にすることで、おおざっぱに状況を把握することになります。



訓示:日ごろ数字と文字を追う仕事をしている人は、右脳を刺激するために、休息も兼ねて絵を描くべし



 右脳の方が情報処理が早いので、イメージをする訓練は非常に大切です。特に普段左脳系を使い、数字と文字を追っている仕事をしているなら、ときどき右脳刺激がどうしても必要です。



 アインシュタインが思考を続ける間に楽器演奏をしていたことは、有名な話です。そうやって脳を広く使い、発想力が豊かになっていたのです。脳を休ませるのではなく、別な刺激をすることが重要です。だから絵に描いてみるのは、簡単でいい刺激なのです。



 1時間仕事をしたら、休憩も兼ねて絵を描きましょう。私自身もイラストが半分趣味で、時々描いています。ブログを絵日記にしてみたり、連載でイラストを描いていることもあります。それはもちろん楽しいからやっていることでもありますが、絵を描くことで、次の文章のアイデアも浮かんでくるものなのです。



 さらに大切なことは絵を描くと、いままで気が付かなかったことを、じっかり観察するようになります。木の葉っぱを描けば、街路樹の葉の形はどんなものか見るようになります。そういった日常の中で、別な視点が持てるようになることが、より脳を刺激していくことになるのです。1日1枚は絵を描くことを習慣にしていきましょう。





イラストレーション/川崎のりこ(PLUM GRAFIX



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