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健康注意報:鼻風邪と間違いやすい「秋花粉症」 (05/09/29)

2005年09月26日

 10月も間近いこの時期、めっきり涼しくなりましたが、こうした季節の変わり目には風邪を引きやすいものです。しかし、鼻水やくしゃみが止まらなくて風邪だと思っていたら、実は「秋花粉症」だったという可能性もありますので、注意しましょう。



 秋花粉症は、文字通り秋に症状が出る花粉症のことです(参考記事:秋晴れの日に外出してから、くしゃみや鼻水が止まらなくなって困っています。)。花粉症といえば、春先にかかるスギ花粉症のイメージが強いのですが、秋にも花粉症はあります。





 秋の花粉症も、春の花粉症と同じく、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」が4大症状となります。また、症状が一定せず、悪化したり軽快したりを繰り返すことも特徴です。



 ただ、スギやヒノキなど、“木”の花粉によって起こる春の花粉症と違うのは、秋花粉症は、「ブタクサ」「ヨモギ」「カナムグラ」など、空き地や河川敷に群生している“草”の花粉が原因となることです。



 これらの植物の花粉の飛散時期は、ブタクサが8〜10月(東北以北では8〜9月、九州では9〜10月)、ヨモギが8〜10月(東北以北では8〜9月、九州では9〜10月)、カナムグラが9〜10月と言われています。生育場所はブタクサが道ばた、荒れ地、畑の周辺など、ヨモギが市街地、堤防、空き地、道ばたなど、カナムグラが道ばた、荒れ地、畑の周辺などです。



 例えば、これらの草が生い茂っている場所の近くを通った後で、症状が悪化し、自宅に帰れば軽快するなどの変化が見られれば、秋花粉症の可能性が高いと考えられます。



 もっとも、秋花粉症の原因となる植物は背の低い雑草なので、春のスギやヒノキなど樹木の花粉に比べ、飛散数は少なく、飛ぶ距離や飛ぶ期間も短いのが特徴です。そのため、これらの草が生い茂っているような場所には近づかないようにすれば、対策にそれほど神経質になる必要はないでしょう。



 また発症しても、春に比べれば症状は軽いことが多いようです。治療法は、スギ花粉症と基本的に変わりません。症状を緩和する治療薬としては、内服の抗アレルギー薬や、粘膜の炎症を抑えるステロイドの点鼻薬などがあります。また、ハイキングなどで郊外に出かけるときは、マスクやメガネなどで花粉との接触を防ぐことも効果的です。



(健康サイト編集部)



イラストレーション/川崎のりこ(PLUM GRAFIX



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