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あなたのコレステロールは“超悪玉”?

2005年08月22日

 コレステロールとは、血液中に含まれている脂質の一種です。「コレステロールが高いと動脈硬化になりやすい」とよく言われますが、一般に動脈硬化を引き起こす原因となるのは、“悪玉コレステロール”と呼ばれる「LDLコレステロール」です。



 「LDL」は、細胞膜などの材料になるコレステロールを全身に運ぶ役割を持つ粒子です。しかし、LDLが増えすぎるとLDLに含まれるコレステロールが血管壁にたまって動脈硬化を引き起こすため“悪玉”とも呼ばれます。そして、LDLが運ぶコレステロールが“悪玉コレステロール”と呼ばれるわけです。



 最近、LDLの中にも、“超悪玉”と呼ばれる小型のタイプがあり、超悪玉(小型LDL)は通常サイズのLDLより、動脈硬化の促進に強くかかわっていることが分かってきました。米国での調査によると、小型LDLを多く持つタイプの人(パターンBといいます)は、通常のLDLを多く持つタイプの人(パターンAといいます)に比べて、心筋梗塞を起こす確率が約3倍高いことが分かっています(コレステロールは低すぎても駄目参照)。



 あなたは“超悪玉”を持ちやすい人かどうか、まずチェックしてみましょう。



チェックリスト:あなたは“超悪玉”を持ちやすい人?
注:内臓脂肪型肥満かどうかは、おへそ周りが一つの目安になります。男性85cm以上、女性90cm以上なら、内臓脂肪型肥満の可能性があります(参考記事:お腹の脂肪で分かる生活習慣病のリスク)。



 上のリストで当てはまる項目があった人は、超悪玉を多く持っている可能性があります。 超悪玉が増える最大の要因は中性脂肪の増加なので、超悪玉を減らすには中性脂肪を減らすことが何より大切です。



 →「中性脂肪を減らして超悪玉も減らそう」のページへ



 また、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病は、いずれも動脈硬化の危険因子ですが、これらをいくつか併せ持っていると、それぞれの程度は軽くても、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などを起こす可能性が非常に高くなります(参考記事:リンゴ型肥満とメタボリック・シンドローム)。



 このような状態は「メタボリック・シンドローム」と呼ばれますが、最近、メタボリック・シンドロームと超悪玉には深い関係があることが分かってきています。つまり、生活習慣病を複数持っている人は、中性脂肪値が少し高いだけでも、LDLが小型化しやすいのです。



 実際に超悪玉を多く持っているかどうかは、血液検査で調べることができます。日本で一般的に行われているのは「リポたんぱく分画精密測定」という検査法で、健康保険も適用されます。検査を希望する人は、内科医、できれば高脂血症の専門医に相談してみてください。





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