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意外と難しい!?「目薬」の正しい使い方

2005年08月05日


 ビジネスマンの方は、知らず知らずのうちに目を酷使している人が多いのではないのでしょうか? そんな時、目薬をさして目をリフレッシュして、新たな仕事に取り組むことも大切です。



 「目薬なんて誰でもわけなくさせる」と考える人が多いだろうと思います。でも、ちょっと待って下さい。実際のところ、正しく目薬を使える人は思った以上に少ないのです。今回は、簡単そうでいて意外と難しい、“正しい目薬の取り扱い方”について解説したいと思います。



正しい点眼方法は?



 まず、手を石けんできれいに洗いましょう。次に、顔を上に向け、人さし指で下まぶたを引いて、目やまつ毛に直接触れないように、下まぶたに1滴滴下します。目の真ん中に点眼する必要はありません。その後静かにまぶたを閉じます。あふれた点眼薬は、清潔なガーゼで拭き取ってください。人間の目は1滴以下の目薬しか入りませんので、よく効かせようと思って一度に何滴もつけることは意味がありません。また、うまくさせない人は、市販されている点眼補助器を使うといいでしょう。



正しい保存方法は?



 目薬をさした後はしっかりキャップをして、袋に入れて不潔にならないようにしましょう。直射日光を避け、なるべく涼しい場所に保管してください。「冷暗所保存」となっているものは、冷蔵庫にしまうと良いでしょう。



開封した目薬はいつまで使える?



 開封前の医療用目薬は、記載された使用期限まで使うことができます。開封後は汚染防止のため、1カ月前後を目安として廃棄するようにしましょう。また、家族や職場の同僚間での目薬の使い回しはしないでください。



複数の目薬はどうやってつける?



 では、複数の目薬が処方された場合、どのような順番で目薬をさせばいいのでしょうか?一部の特殊なケースを除いて、目薬はどのような順序で使っても大丈夫です。ただし、目薬をつけた直後に、すぐ次の目薬をつけるのは避けてください。何故なら、前の目薬が流れ出てしまい、十分な効果が得られなくなってしまうからです。できれば5分程度間隔を空けて点眼するように心がけましょう。



寝る前に目薬をさしても大丈夫?



 答えは“イエス”です。以前、刺激が強い一部の目薬では避けるように指導されてきました。睡眠時は、目を閉じてまばたきしないため、目の中の滞留時間が長くなるからです。その影響だと思うのですが、今でもこのような質問をよく受けます。しかし、実際には10分経過すると目薬はほとんど消失してしまいます。ですから、寝る前の点眼については特に気にする必要がないと思います。



添付文書をよく読みましょう!



 例えば、懸濁型の目薬はその都度振ってから使う必要がありますし、用事溶解型の目薬はまず振って溶かす必要があります。点眼容器の横の部分を押してさす目薬が多いのですが、一部には底の部分を押さないとうまく出ない容器もあります。このように一口に「目薬」といっても多種多様ですから、添付文書をしっかり目を通して使うようにしたいものです。





イラストレーション/川崎のりこ(PLUM GRAFIX



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