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パソコンやテレビの長時間使用で“VDT症候群”

2005年07月25日


 現代の職場環境では、パソコンのモニター画面と1日中向かい合って仕事をされている方も多いのではないのでしょうか? インターネットやテレビに代表されるように、ありとあらゆる情報が氾濫する世の中、それを扱う情報端末機器も飛躍的に増加しています。



 こういった作業環境では、とりわけ目に負担が重くのしかかることになります。その中で、最も典型的な例が「VDT症候群」と呼ばれるものです。今回は、現代病として見逃すことのできない“VDT症候群とその対処法”について解説したいと思います。



VDT症候群って何?



 パソコン、ワープロ、テレビなど、画面を表示する装置をVDT(Visual Display Terminal)と呼びますが、これらを使用して長時間作業を続けることで目や体や心にさまざまな不調が生じることを言います。



どんな症状があるの?



 目に関する症状としては、目がかすむ、充血する、乾く、疲れやすい――といったものがあります。長時間同じ姿勢でいるために、肩こり、腕や首の痛み、便秘、食欲不振などの身体症状が出たり、ひどい場合にはイライラ、抑うつなどの精神症状が出たりすることもあります。



どう対処すればいい?



 VDTの急速な普及によって社会問題となりつつある咋今、厚生省からもVDT作業における新たなガイドラインが作成されました。職場環境が根本的に影響していますので、その見直しが必要になります。あなたのオフィスでもすぐ始められる対策を一部抜粋しましたので、是非参考にしてください。

















(1)1時間連続したVDT作業を行った後、10〜15分の休止時間をとる(作業効率の観点からも適度な休憩は必要!)。
(2)室内環境はなるべく明暗の差が少なく、まぶしくならないようにする。
(3)椅子に深く腰をかけ、背もたれに背中が十分当たり、靴の足裏全体が床に接するような正しい姿勢を心がける。
(4)反射防止型ディスプレイや間接照明等を使用してグレア(過度に輝度が高い点によって起こるギラギラしたまぶしさ)を防止する。
(5)VDT機器から発生する不快な騒音を低減する。
(6)キーボードはディスプレイから分離して位置を調整可能にする。
(7)作業者の手の形状に適したマウスを使う。
(8)必要に応じてパームレストを使用する。
(9)数字入力が多い作業であればテンキーを利用する。
(10)ディスプレイ画面はちらつきのないもので、眼の高さよりやや下方となるように設置する。
(11)画面と眼の距離は約40cm以上確保する。必要に応じて適切な眼鏡をかける(目の健康講座第8回「老眼になったときの眼鏡やコンタクトレンズの選び方」)。
(12)画面に表示する文字の大きさは、3mm以上となるようにする。
(13)就業前後や就業中に軽い背伸びやストレッチを行う。





イラストレーション/川崎のりこ(PLUM GRAFIX



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