筋肉でパソコンを動かす入力インタフェースが登場
仮想現実に関する機器やソフトウエアなどを扱うソリッドレイ研究所は、筋電位を利用したパソコン用入力装置「マッスルト〜ク」を発売した。腕などを動かす際に筋肉の収縮に伴って変化する電位を測定し、入力信号とする。一般的な医療用の筋電図検査装置に比べて機能を簡素化し、アンプとなる「コントロールボックス」の外形寸法を230mm×210mm×55mmと小型にした。2005年6月22日に発売を開始したが、出荷時期は未定。価格はコントロールボックスのほかに2個のセンサや電源ケーブルなどを含む基本セットが148万円、追加用センサが1個8万円である。コントロールボックスは8つの入力チャネルを備える。東京ビッグサイトで開催中の「第13回 産業用バーチャルリアリティ展」(2005年6月22日〜24日)でデモンストレーションを行っている。
医療用の筋電図検査装置と同様、人体に筋電位を測定するセンサを取り付ける。数百μV〜数mVと微弱な電位を測定するため、雑音対策が必要となる。通常は2個の電極を別々に用意して差動電圧を測定するが、今回はセンサ部にこの2個の電極を組み込んだ。電極は1cmほど離して配置した。センサに搭載した回路により、約250倍の差動増幅を行っている。この信号をコントロールボックスでさらに増幅しローパス・フィルタを通してパソコンに入力する+2V〜+3V程度の信号を生成している。
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