このページの本文へ
ここから本文です

“11種”の栄養素が生活習慣病予防のカギ

2005年06月17日


 ある調査によれば、30〜50代のサラリーマンの6割が、自分の食生活や運動習慣から考えて、「太りやすい生活」を送っていると自覚しているそうです(ピックアップ3参照)。




 さらに、回答者の64%は、日ごろの食生活が「カロリーオーバー」と認識しています。その一方、自分の適正なカロリー摂取量を知っている人は全体の約1割に過ぎませんでした。カロリーオーバーを心配しながらも、実は目安となる正しいカロリー量自体を自覚していない人が大多数のようです。




 今年4月に発表された「日本人の食事摂取基準」では、生活習慣病の予防に重点が置かれ、特に生活習慣病予防に有効とされる11種類の栄養素には、新しい指標として「目標量」が設定されました(キーワード参照)。飽食の時代といわれる今、増え続ける生活習慣病を防ぐためにも、これら11種類の栄養素の目標量を参考に食事を見直したいものです。



サラリーマンの6割が「太りやすい生活」
図1 自分自身の生活習慣への意識

サラリーマン約300人に対するアンケート調査の結果。回答者の約6割が、自分の日ごろの食生活や運動習慣を振り返った結果、「太りやすい生活」を送っていると自覚していました。また、肥満度の指標となるBMI値は、「太りやすい生活ではない」と答えた人の平均値は標準値に近かったのに対し、「太りやすい生活である」と答えた人の平均値は、“肥満”と判定される値に非常に近くなっていました。



低脂肪乳のダイエット効果

やせたいと思っている女子学生40人(平均年齢23歳)に、4カ月間ダイエットをしてもらった研究。22人は1日200mLの低脂肪乳を食前に飲んでもらう低脂肪乳摂取群、18人は特に制限を加えない対照群です。「体脂肪量」は、低脂肪乳の摂取群で対照群よりも大きく減少しました。また、「筋肉量」は対照群で減少したのに対し、低脂肪乳の摂取群では増加していました。

図2 ダイエット後の体重や体脂肪などの変化



11種類の栄養素で“目標量”を設定
図3 食事摂取基準で目標量が設定された栄養素

「目標量」とは、生活習慣病の一次予防のために、現在の日本人が当面目標とすべき摂取量、またはその摂取範囲となる新たな指標です。新しい食事摂取基準では、11種類の栄養素について設定されました。取りすぎによる健康への悪影響が心配される「ナトリウム」や「コレステロール」は摂取量を減らすように、一方、「食物繊維」「n-3系脂肪酸」「カルシウム」「カリウム」などについては、摂取量を増やすよう勧められています。魚の油に多く含まれるn-3系脂肪酸は、アジやサンマ1匹、ウナギ2串で目標量が取れる計算になります。










■「nikkeibp.jp健康」6月23日号:その他の最新記事
・キーワード:新しい「食事摂取基準」を知ってますか?
・ピックアップ:「週末断食」で疲れた心と体をリセット
・ピックアップ:あなたの肥満はどの遺伝子タイプ!?
・ピックアップ:30代以上既婚男性の6割は「太りやすい生活」!?
・ピックアップ:食前の“低脂肪乳”で体脂肪減、ウエストにくびれ
・活脳塾:仕事に「集中できない」ときは遊んでみよう


ここから下は、関連記事一覧などです。画面先頭に戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る