PET検査の限界示す報告、日本医学放射線学会で相次ぐ
4月8日から横浜市で開催された第64回日本医学放射線学会学術集会では、導入ブームが続いているブドウ糖類似物質を用いた陽電子放射断層撮影装置(FDG−PET)の有用性に関する発表が相次いだ。
まず、古賀病院21の吉田毅氏らは、2003年5月から2004年10月の間に同病院PETセンターでがん検診を受けた5086人から、2005年2月末までにPETで発見できなかった癌35例が発見されたと報告した。部位別の内訳は、肺癌が6例で最も多く、胃・大腸・膀胱・腎臓・前立腺などの癌も目立った。35例中8例は他の医療機関で発見されたもの。病期や悪性度が判明した21例のうち7例は、stage(grade)2以上の進行癌で、胃癌では長径が3cmを超えていたものもあった。
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