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セカンドオピニオンの上手な聞き方 (05/01/20)

2005年01月13日



 がんなどの重い病気だと診断されたり、手術が必要といわれたら、「別の医者の意見も聞いて、本当かどうかを確かめたい」と思うのは当然の心理。そんな時に、主治医と他の医者の意見(第二の意見=セカンドオピニオン)を比較検討して、患者が納得できる治療法を選ぶ仕組みがセカンドオピニオンです。




 セカンドオピニオンがうまく聞けないとしたら、その最大の理由は、そのために必要な資料を患者が用意していないこと。




 セカンドオピニオンはあくまで第二の意見ですから、主治医の診断や治療方針と比較検討するためには、患者自身が主治医の説明を理解していること、診断に必要な検査データを持参していること、が前提になります。まずは主治医にセカンドオピニオンを取りたいと申し出て、資料を貸し出してもらいましょう。




専門が異なる医者に聞くのも手




 次に大切なのは、誰にセカンドオピニオンを依頼するかという点です。もちろん、主治医から別の医者を紹介してもらうのも一つの方法です。ただ、このような場合、自分と考え方の近い医者を紹介され、同じ治療法を勧められる可能性もあります。




 同じ病気の治療でも、自分の専門とする診療科目が違えば、考え方も違うという場合もあり得ます。例えば主治医が消化器外科医なら、セカンドオピニオンは消化器内科医や放射線科医など、専門の異なる医者に依頼するといった判断も、ときには必要になるかもしれません。




 セカンドオピニオンを聞きたい医者を決めたら、受診の前に病院に電話をして、受け入れ体制、予約の有無、費用などを確認しましょう。現状の診療報酬制度では、セカンドオピニオンという名目では保険がきかないため、病院によっては自費扱いのところもあります。




 これまでの経過や質問事項、それに対する主治医の意見、セカンドオピニオンとして聞きたいことなどを、事前にまとめておくことも重要です。




主治医への報告も忘れずに




 患者がつい忘れてしまいがちなのは、主治医への事後報告です。別の医者からセカンドオピニオンを聞いたとしても、元の主治医との縁が切れるわけではありません。主治医に結果を報告することで、ファーストとセカンド、2人の専門医が連携しつつ、最善の治療法を検討してくれる場合もあります。実際、そうした形で複数の医者と良好な関係を築いている患者もいます。




 その一方で、セカンドオピニオンは必ず取らなければならないものでもありません。患者によっては、最初の主治医の説明だけで十分に納得できたという人もいるでしょう。セカンドオピニオンを取るかどうかも、あなた自身の選択なのです。



日経メディカル編集部



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