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IBM/ソニー/東芝共同開発の次世代プロセサ「Cell」が明らかに、ISSCC 2005

2004年11月29日

IEEE(Institude of Electrical and Electronics Engoneers:電気電子技術者協会)のSSC(Solid-State Circuits Society:固体回路)ソサエティが2005年2月6日〜10日に米サンフランシスコで開催予定の半導体回路関係の会議「ISSCC 2005(International Solid-State Circuits Conference:国際固体回路会議)」において、米IBM社、ソニー、東芝の3社が共同開発している「第1世代Cell」プロセサの概要が明らかになる。2004年11月29日、主催者のIEEE SSCソサエティのISSCC 2005プログラム委員会が東京で記者説明会を開催して明らかにした。


ISSCC 2005において、第一世代Cellに関する発表は、3社共同発表が3件、IBM単独の発表が1件、プロセサ集積のI/Oについてサード・ベンダーからの発表が1件の合計5件が一挙に発表される。発表概要によると、第一世代Cellプロセサは、64ビットPowerアーキテクチャであり、マルチプル・ストリーミング・プロセサである。フレキシブルI/Oコントローラとメモリ・コントローラを集積する。90nm SOI技術を使って製造する。動作クロック周波数や演算速度などは現時点では明らかでない。


ストリーミング・プロセサは、4ウェイSIMDタイプでは、ソフトウェアで命令フローを制御するデータフロー型であるのが特徴。ストリーミング・プロセサに集積しているSRAMアレイは、6段のパイプライン構造で4.8GHzで動作する。演算器として、倍精度の乗算器を内蔵している。ストリーミング・アーキテクチャを採用することによって、低消費電力と高性能というトレードオフを実現しているという。


第一世代Cellに集積しているパラレルI/Oについては、米Rambus社と米Stanford大学が発表する。リンク当たり6.4Gビット/秒の転送速度を備える。(神保 進一=編集委員室編集委員)


■関連情報
・IEEE SSCソサエティのWebサイト(英文) http://sscs.org/
・ISSCC 2005のWebサイト(英文) http://www.isscc.org/isscc/

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