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冬に多い血圧上昇や脱水による入浴事故

2004年11月19日


 寒い季節には、入浴中の死亡事故が増加することが知られています。11〜2月にかけての入浴中の事故の発生数は、年間の6割以上を占めると報告されています。その理由として推測されているのが、急激な温度の変化による体への悪影響です。



熱いお湯は血圧変化に大きな影響







 38℃と42℃のお湯につかった場合の血圧の変化を比べると、42℃の場合は、入浴直後に収縮期血圧が40mmHg以上も一気に上昇し、その後、5分程度で30mmHg程度も下降します。一方、38℃の場合は、入浴前後で血圧は安定しています。



脱衣所と浴室の温度差も血圧に悪影響







 脱衣所の温度を3通りに変えて、入浴時の血圧変化を調べた研究では、脱衣所の温度が低いほど、浴室への出入りの際などに血圧変化が大きくなっています。なお、この研究では、5分間で服を脱ぎ、5分間で体を洗い、40℃のお湯に5分間つかった後、5分間で服を着るという手順をとっています。



全身浴は半身浴より脱水状態になりやすい







 脱衣所の温度を3通りに変え、さらに、首までお湯につかる全身浴と、胸の下までお湯につかる半身浴と、シャワーについて、入浴前後の体重を比較した研究です。入浴とシャワーは、40〜41℃10分間で行いました。全身浴の方が体重の減少が大きく、脱水症状を来しやすいと考えられます。






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