独自OSからLinux/Symbianに変更した「901i」3機種の狙い
NTTドコモが発表した「901i」シリーズ5機種のうち、3機種が「900i」シリーズの前機種からOSを変更した。「Symbian OS」を採用した「FOMA D901i」と、Linuxを使った「同N901iC」と「同P901i」である。いずれも前機種はμITRONを基にした独自OSを利用していた。なお、「同N900i」の法人需要向け派生機種「N900iL」はLinuxを既に搭載している。N900iLは2004年11月16日に発売されたばかりである。
D901iは、Symbian OSをこれまでも採用してきた「富士通の開発資産を利用する」(NTTドコモの説明員)という。三菱電機と富士通は2004年3月にFOMA端末開発の協業を発表している。富士通が開発したSymbian OS用ミドルウエアなどは「フィンランドNokia Corp.といった海外メーカーが使うものに比べて格段に高機能」(NTTドコモ プロダクト&サービス本部 マルチメディアサービス部長の夏野剛氏)だという。このため、901iシリーズのようなハイエンド機のソフトウエアを開発する際の工数削減が見込めるとする。(大槻 智洋)
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