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「過信は禁物、パソコンの80%がスパイウエアに感染」、米調査

2004年10月26日

「多くのユーザーは、ウイルス、スパイウエア、ハッカーといったオンライン脅威に関して基本的な対策を講じていないにも関わらず、自分のコンピュータは安全だと過信している」。非営利団体の全米サイバー・セキュリティ連盟(NCSA:National Cyber Security Alliance)と、その加盟企業である米AOL Time Warner傘下の米America Online(AOL)は、米国における家庭のセキュリティに対する意識調査の結果を、米国時間10月25日に発表した。


調査は、9月15日〜10月8日にかけて、米国でダイヤルアップあるいは広帯域接続を行う329世帯を対象に実施したもの。


自分のコンピュータが、オンラインの脅威に対して「非常に、もしくはそれなりに安全」と考えるユーザーの割合は77%、ウイルスに対して「非常に、もしくはそれなりに安全」と考えるユーザーは73%に達した。また、ハッカーに対して同様の回答をしたユーザーは60%だった。


しかし実際は、多くのコンピュータが基本的なセキュリティ対策を講じていない。アンチウイルス・ソフトを1週間以上アップデートしていないユーザーは67%で、アンチウイルス・ソフト自体をインストールしていないユーザーも15%にのぼった。また、過去にウイルスに感染したことがあるユーザーは63%で、現在一つ以上のウイルスに感染しているユーザーは19%だった。


スパイウエアやアドウエアが潜んでいるコンピュータは、全体の80%にのぼる。スパイウエアやアドウエアに感染している平均的なユーザーをみると、コンピュータに93のコンポーネントが潜んでいた。一番多いユーザーの場合、コンポーネント数が1059に達した。また、感染していても89%のユーザーが気づいておらず、スパイウエアやアドウエアがどのような影響を及ぼすか知らないユーザーは90%に達した。


ハッカーに対する対策も不十分であることが分かった。ファイアウオールを全く利用していないユーザーは全体の67%を占めた。広帯域接続ユーザーでも、約半数がファイアウオールを利用していない。また、すべてのポートが閉じた安全なファイアウオールを導入していないユーザーは72%。無線ネットワーク・ユーザーの場合、WEPやWPA-PSKといった暗号化技術を利用することなく、無防備なまま接続している割合は38%だった。


AOL社チーフ・トラスト・オフィサのTatiana Gau氏は、「普段の生活で、札束を振り回しながら通りを歩いたり、公共の場所に財布を置いたままにしないはずだ。それなのに、あまりに多くのユーザーが、オンラインの世界でそれに相当する行動をとっている」と指摘した。「アンチウイルス・ソフト、スパイウエア遮断ソフト、ファイアウオールといった基本的な防御策を講じなければ、個人情報や財務情報を大きなリスクに晒してしまうことを認識すべきだ」(同氏)


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◎この記事は、海外で発表されたニュース・リリースの抜粋を速報体制で制作しています。あくまでも抜粋ですので、内容などにつきましては必ず文末にある「発表資料」へのリンクでご確認ください。なお、海外発表分の速報ニュースは、総合IT情報サイト『IT Pro』の「US NEWS FLASH」欄でもご覧になれます。


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