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アディダス、マイクロプロセサ搭載のランニング・シューズを開発

2004年5月10日

プロセサ内蔵のランニング・シューズ

アディダス ジャパンは5月7日、走行スピードや路面の固さから、クッションの柔軟性を自動調節するランニング・シューズ「adidas 1(アディダス ワン)」を開発したと発表した。



シューズ内部に、処理速度500MHzのマイクロプロセサ、磁気検知システム・センサー、ワイヤー・ケーブル・システムなどを搭載。「これまでSF小説などバーチャルの世界でしか考えられなかった製品を現実化した」(アディダス ジャパン)。



各装置を人体の部位になぞらえ、それぞれ磁気検知システム・センサーを神経、マイクロプロセサを脳、ワイヤー・ケーブル・システムを筋肉とする。これら機能の連動により、激しい練習時や、クール・ダウン、ジョギングなど、走り方にあわせ適切な衝撃緩和が行なえるという。



ミッド・ソールの底に磁石を、かかとの真下の部分に磁気検知システム・センサーを取り付けている。足が地面に触れるごとに、センサーがミッド・ソールの上下の可動範囲を1mm単位で測定。1秒間におよそ約1000種のデータを読み取って、ソールの圧縮度を判断、アーチ部分の下に備えたマイクロプロセサに伝達する。



マイクロプロセサは、専用ソフトウエアで実際のソールの圧縮度と、事前設定された圧縮度の範囲を比較。クッション側面のワイヤー・ケーブル・システムに向けて、クッションの柔軟性を変更するよう命令を送る。



ワイヤー・ケーブル・システムはモーター駆動で、命令を受け取ると、ケーブルの巻き伸ばしを行うスクリューを回転させて柔軟性の調節を行なう。柔軟性を減らす場合は、ケーブルを短く巻き取って、クッション部分を締めつける。柔軟性を増す場合は、ケーブルを長く伸ばし、クッション部分の圧縮度を大きくする。これらの調節は段階的に行なわれるため、「走行中のランナーが感じるのは、シューズがフィットしているということだけ」(同社)という。



■関連情報

・アディダス ジャパンのWebサイト http://www.adidas.co.jp/


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