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W3C、一連のDOM仕様を完成

2004年4月8日

Web関連技術の標準化を進めるWorld Wide Web Consortium(W3C)は、「Document Object Model(DOM)Level 3 Core」と「同Load and Save」をW3C勧告(Recommendation)として公開した。W3Cが米国時間4月7日に明らかにしたもの。DOMは、文書の内容、構造、スタイルをアクセスしたり動的更新したりするための、プラットフォーム/言語非依存インタフェース仕様。


DOM Level 3はXML 1.1に対応したほか、XML Schema 1.0やSOAP 1.2などで使用されるXML情報セットとの連携が可能になった。XML名前空間やスキーマ型情報にも対応し、Webサービス・アプリケーションやその他XMLアプケーション向けの重要な機能も提供するという。「たとえば、Webサイト上でWebサービスを提供する場合、サービスはWSDLで記述するのでWSDLプロセサが必要になる。しかしDOM Level 3で強化されたXML名前空間を使うと、プロセサで容易にWSDL記述を利用/操作できる」(W3C)


DOMモジュールには、DOMアプリケーションがDOM APIアクセス用DOM実装を検出して読み込むために利用する「bootstrapping(ブートストラッピング)」と呼ぶ新しい機能も設けた。


さらにW3Cは、DOM勧告への適合性を検証する試験スイート「DOM Conformance Test Suites」の新版も用意している。同スイートを使用すると、現在のLevel 1 Core、Level 2 Core、Level 2 HTMLに加え、Level 3 Core、Level 3 Load and Save、Level 3 Validationについても検証できる。


DOM仕様の策定作業に参加した主な企業/組織は以下の通り。米America Online(AOL)、米Apple、米Arbortext、米IBM、米Lucent Technologies、米Macromedia、米Merrill Lynch、米Microsoft、米国標準技術研究所(NIST)、米Novell、Object Management Group(OMG)、米Oracle、カナダSoftQuad Software、ドイツSoftware、米Sun Microsystems、Web3D Consortium、オランダX-Hive。


なお、Core/Load and Save/Validationという3つのDOM Level 3仕様が勧告化されたことで、DOMに関するW3Cの作業は完了したという。


発表資料へ

◎この記事は、海外で発表されたニュース・リリースの抜粋を速報体制で制作しています。あくまでも抜粋ですので、内容などにつきましては必ず文末にある「発表資料」へのリンクでご確認ください。なお、海外発表分の速報ニュースは、総合IT情報サイト『IT Pro』の「US NEWS FLASH」欄でもご覧になれます。


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