「MyDoom」がインターネット史上最悪の急拡大--米社
2004年1月30日
MX Logic社によれば、同社は現在、1時間に24万通のMyDoom感染メールを遮断している。電子メール6通のうち1通が感染している計算である。SoBig.Fは1時間あたりの遮断数が9万通で、感染メールの割合は12通のうち1通だった。
MX Logic社CTOのScott Chasin氏は、「いまだにワーム拡散のピークに至っていない。今後数日で何が起こるか、関心が高まる。特に、2月1日にワームがDDoS攻撃を開始してからが問題だ」と述べた。
MyDoomは、「Novarg」「WORM_MIMAIL.R」とも呼ばれる。電子メールの添付ファイルのかたちで自身を送りつける。添付ファイルには「.zip」拡張子が付いており、例えば「document.zip」「message.zip」「readme.zip」といった名称を使う。「.exe」「.pif」「.command」「.scr」などのファイル形式の場合もある。電子メールの件名は、エラー・メッセージを装うことが多い。
添付ファイルを実行すると、ワームは「バックドア」プログラムをインストールし、作成者から命令を受け取るための通路を開こうとする。命令を受け取ったワームは、スパム・メールを大量送信したり、IPスプーフィング(なりすまし)を実行する可能性がある。また、ワームは2004年2月1〜12日に米SCO GroupのWebサイト「www.sco.com」にDDoS攻撃を仕掛けるよう、感染したコンピュータを設定しようとする。
なお、1月28日には早くもMyDoomの亜種「Mydoom.B」が見つかっている。スペインのPanda Softwareは、「オリジナルよりさらに危険」と警告している。SCO Group社のWebサイトに加え、米MicrosoftのWebサイト「microsoft.com」も攻撃対象にする。
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