ボタン一つでパスタを茹で上げ--全自動マシンFF店展開
2003年3月28日
経営コンサルティングを手掛けるKISインターナショナル(東京都新宿区、市橋憲一社長)は今年4月、子会社クイックパスタジャパン(同、市橋よしの社長)を設立し、「クイックパスタF1」の販売とリースに乗り出すと共に、パスタリアジャパン(同、市橋憲一社長)を通じて、「クイックパスタF1」を利用したFFパスタ店「パスタリア」の展開も始める。
「クイックパスタF1」は、スイッチを押すと、上部に取り付けたカートリッジから、一食分の乾麺が機械内部の茹で釜に入り、あらかじめセットされた時間だけボイルされた後、茹で上がったパスタが排出口から出てくるという仕組み。クイックパスタジャパンでは、この機械用に、短時間で茹で上がるパスタの輸入販売も手掛けており、中心に穴が空いた「ブガティーニタイプ」は約100秒、麺の周りに3本の切り込みを入れた「トライスラータイプ」は約180秒で茹で上げることができる。
カートリッジには25食分のパスタがセットでき、機械の大きさは、カートリッジを含めて幅430mm×奥行き520mm×高さ800mmで、重量35kg。水道と200Vの電源、排水口が確保できれば設置できることから、欧米では、レストランやファストフード店に加えて、ガソリンスタンドや駅構内の売店でも導入されている。
日本での販売価格は、150万円(税込み、工事費は別)。投資目的のオーナーに売り渡した後、ユーザーにリースに出し、オーナーにはリース委託料などを還元するという、「ベストマッチシステム」によるリース契約の受託で販路を拡大する計画。
「クイックパスタ」を利用したFF店「パスタリア」は、今年4月にも、東京か大阪に1号店を出店する予定。「オーダーしてから3分で、本格派の茹で上げパスタが手軽に食べられる」(市橋憲一社長)ことを売りものに、今年中に、東京、大阪、神戸、横浜などで直営店を4店程度出店した後、「初期投資2000万円以下」を売りものに、フランチャイズチェーン(FC)加盟店を募集。2005年末までにFC店を含めて、50店舗態勢を狙う。
「パスタリア」は、若い女性客をターゲットに、繁華街やオフィス街、駅構内などに出店を進める構え。パスタ単品は550〜950円で揃え、想定客単価は800〜850円。サラダとデザートを組み合わせたランチ用のセットメニューも800円前後で用意する。イートインだけでなく、テイクアウトやイタリア食材の販売も手掛け、20坪(66平方メートル)30席の標準店で、目標月商は500万〜1000万円。(小野 田鶴)
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