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CEATEC:ソニー、13型の大型有機ELディスプレイを公開

2001年10月2日
 2001年10月2日に開幕した「CEATEC JAPAN 2001」会場で、ソニーが13インチ・フルカラー有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイの試作機を公開した。低温ポリシリコンTFTを表示素子とするアクティブマトリクス型の有機ELディスプレイとしては最大級のサイズのもので、ソニーでは2003年中の製品化を目指している。

 有機ELディスプレイは素子が自己発光するため、液晶パネルよりも薄型化や省電力化が可能となる次世代ディスプレイ。今回ソニーが展示した有機ELディスプレイは、画面サイズが13インチ(800×600ドット表示)と10インチ(864×480ドット表示)の2種類。どちらも輝度は300cd/平方メートルと明るく、厚さは約1.5mmと非常に薄型である。この展示は、CEATEC会場のソニーブースの中で最も多く来場者を集めていた。

 またCEATECでは、ソニー以外にもパイオニアや三洋電機が有機ELディスプレイの展示に力を入れている。パイオニアでは、厚さが0.2mmと非常に薄型の「有機ELフィルムディスプレイ」を参考出展した。これは「フィルム」という名のとおり、曲げることができるディスプレイ。携帯電話端末などへの使用を想定しているほか、同社のブースではこのディスプレイを取り付けた服も展示した。画面サイズは3インチで、表示解像度は160×120ドット。ブースでは赤、青、緑各色の単色ディスプレイのみ展示していたが、現時点でのカラー化も可能であるとしている。実用化時期は未定。

 三洋電機では、有機ELディスプレイを使用したワイヤレステレビを参考出展した。これはバッテリーで駆動する5.5インチ(320×240ドット表示)のテレビ。テレビ電波を受信するチューナーは別にあり、チューナーから再度無線で映像を受け取る。現時点で外形寸法などは公表していないが、「現在展示しているサイズのテレビを製品化したい」(三洋電機)としている。(中田 敦)

■関連情報
・CEATEC JAPAN 2001のWebサイト http://www.ceatec.com/
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