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川鉄、自動車構造部材向け新高強度熱延鋼板を開発

2001年9月3日
 川崎製鉄技術研究所は、自動車車体の塗装焼き付け熱処理時に、降伏強さや引っ張り強さ、疲労強さが向上する新しい高強度熱間圧延鋼板を開発、自動車メーカーの採用評価を受けていることを明らかにした。

 170℃・20分程度の自動車車体の塗装焼き付け時に降伏強さが高まるBH(ベークハード)鋼板はすでに一部で実用化しているが、引っ張り強さや疲労強さも同時に向上するタイプは、今回の開発が初めてと同社は説明する。鋼の組成の中で、炭素(C)と窒素(N)の固溶元素量を厳密に調整し、マンガン(Mn)量の調整で強度を高めた熱延鋼板を、熱間圧延後の水冷を精密に制御し、炭素と窒素が鋼結晶中に最適な状態で分布するようにした。特に窒素の分布を精密に制御したのが、今回の成果につながった。(日経BPクリエーティブ 丸山正明)

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