Java対応iモード、互換性に疑問符
2000年12月12日
このJava対応iモード端末は既存のiモードの高機能版で、既存のコンテンツに加え、Javaで作成したゲームや株価チャート作成などのアプリケーションソフトをダウンロードできる。NTTドコモが「503iシリーズ」として製品化するもので、当初は松下通信工業製と富士通製の2機種を、2001年2月までにその他のメーカー3社が製造した端末を出荷する見通しだ。iモードの公式サイトを運営するコンテンツプロバイダーなどもJavaアプリケーションの開発を進めており、端末の出荷と同時に100近いアプリケーションが登場する見通しだ。
NTTドコモは11月下旬に、Javaアプリケーションの動作試験用として松下通工製の「P503i」と富士通製の「F503i」の2機種を、iモードの公式サイトを運営するコンテンツプロバイダーに配布している。複数のコンテンツプロバイダーがこの2機種でJavaアプリケーションの動作確認をしたところ、同一のJavaアプリケーションが一方の端末では動作するが、もう一方では正しく動作しないなどのトラブルが発生したという。また、パソコン上のJava対応iモードのエミュレーターで動作確認したJavaアプリケーションが、試験端末では正常に動作しなかった例も報告されている。
端末メーカーの関係者も「画面の色数や処理速度など端末ごとに差がありすぎる。端末間でJavaアプリケーションの互換性を確保するのは難しい」と証言する。公式サイトのあるコンテンツプロバイダーは「端末ごとに異なるアプリケーションを用意する必要があるかもしれない」とあせりの色を隠せない様子だ。(太田 憲一郎、大竹 剛)
■さらに詳しい情報は、「日経ネットビジネス」のWebサイトでご覧いただけます。
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