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MS、Bluetoothへの対応はWhistler中心、Win9x系は対応せず

2000年12月8日
 米Microsoft社は2001年後半に次期OSのWhistler(開発コード名)とWindows 2000のアップデートでBluetoothをサポートすることを明らかにした。「現在配布しているWhistlerのβ1版には搭載されていないが、β2版にはBluetoothを利用するのに必要な各プロトコル・スタックを用意する」(米Microsoft社US-Scenario Development Wireless ArchitectのMichael Foley氏)という。

 そこでは、2001年1月に公開される予定のBluetooth仕様1.1で規定されている14のProfile(Bluetooth機器の機能や必要なプロトコルを定めている)のうち9個をサポートする予定だ。「現在公開されている1.0Bではなく、新しい1.1仕様をサポートする」(Michael Foley氏)という。

 具体的には、ダイアルアップ機器用の「Dial-up Networking」、ファクス機器用の「Fax」、LAN機器用の「LAN」、ファイル交換用の「File Transfer」、データを相手の機器にプッシュ配信する「Object Pushの各Profileを実現するのに必要なプロトコル・スタックを用意する。また、これらのProfileを実装するのに必須な、「Generic Access」、「Service Discovery Application」、「Serial Port」、「Generic Object Exchange」のProfileもサポートする。

 また、現在、Bluetooth SIG(Special Interest Group)で策定中の新しいProfileもWhistlerの製品版以降で順次サポートしていく。具体的には、アクセス・ポイントなどを中心とした個人のネットワーク構築用のPAN(Personal Area Network)、相手機器のサービスを検索するESDP(Extended Service Discovery Protocol)のうちUPnP(Universal Plug and Play)、マウスやキーボードなど入力機器用のHID(Human Interact Device)、AV機器用のAudio Videoへの対応を計画中だという

 これらの機能はWindowsのアプリケーションやサービスからはWinsock、TAPI、IrDAで使われるOBEXの三つのインターフェースを使って利用できるようになる。

 なお、その他のOSに関しては「2001年後半にWindows CE、Windows for Pocket PCへのBluetooth対応は計画しているが、Windows 9x/Meへの対応は見送ることにした」(Michael Foley氏)という。(市嶋 洋平=日経バイト編集)
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