このページの本文へ
ここから本文です

電源オフ時でもメール待ち受け--MSがWin CE用にミドル

2000年12月6日
 マイクロソフトは12月6日、NTTドコモのカード型PHS「P-in Comp@ct」を装着したWindows CE搭載端末に情報をリアルタイム配信するためのミドルウエアを発表した。サーバーと端末にそれぞれソフトを搭載することで、端末をいつでも情報を受信できる状態にする。PHSを利用できるエリア内であれば、Windows CE端末が電源オフの状態でも受信できる。

 開発したのは、携帯情報端末用ソフトウエアを手がけるアイコン(本社:東京都小平市)。マイクロソフトは開発に必要なAPI関連情報、技術情報などを提供した。このミドルウエアは2001年2月に無償配布を開始する計画。

 従来はWindows CE端末の電源を切っている場合、スロットに装着しているカード型PHSの電源もオフの状態になり、自動受信はできなかった。今回開発したミドルウエアを使えば、端末の電源がオフでも、カード型PHSを常に電波を受信できる状態にする。

 情報の配信には、NTTドコモのPHS用メール・サービス「きゃらトーク」を使用する。きゃらトークのメッセージには、端末を起動するための信号と、「特定のURLにアクセスする」「インターネット・メールを受信する」などの動作指示を組み込む。メッセージを受信した端末は、この指示に従って情報を自動的に受信する。ミドルウエアの対応機種は、NTTドコモが販売元であるハンドヘルドPC「sigmarion」、近日発売予定のポケットPC「GFORT」--の2機種。このほかのWindows CE搭載端末にも順次対応していく計画。

 このミドルウエアを活用する例としてマイクロソフトは、企業の営業支援システムやインターネットのコンテンツ配信サービスなどで利用できるとしている。きゃらトークのメールを情報の更新告知メッセージとして送信し、情報そのものは、Webブラウザーで確認する。例えば企業の営業システムでは、商品の在庫量を掲載した表計算シートやプレゼンテーション・データを外回りの営業スタッフに更新したことを告知。営業スタッフは告知メールを受信したら即座に更新情報を閲覧できる。

 マイクロソフトは、このミドルウエアの導入を促進させるため、メーカーや通信事業者、SI事業者、インターネット・サービス事業者などを対象とした「Mobile Solution Partner Program」を同日付けで設置した。このプログラムでは、マーケティング情報の提供や技術支援、無料トレーニング・サービスなどを実施する。また、2001年2月のミドルウエア正式版の配布に先がけ、2001年1月にミドルウエアの評価キットをプログラム会員に無償配布する。(鈴木 陽子)

■問い合わせ先
・マイクロソフト カスタマー インフォメーションセンター
 電話 03-5454-2300
■関連情報
・マイクロソフトのWebサイト
 http://www.microsoft.com/japan/
・マイクロソフトの「Mobile Solution Partner Program」関連情報
 http://www.microsoft.com/japan/mobile/

●お知らせ:BizTechでは、読者の関心が高い企業とテーマについて、企業22社と、5種類のテーマを選び、関連するニュースを見やすく整理した「BizTech Select」を作りました。
●マイクロソフトのBizTech Selectページはこちらでご覧いただけます。
●モバイルのBizTech Selectページはこちらでご覧いただけます。
ここから下は、関連記事一覧などです。画面先頭に戻る ホームページへ戻る

記事検索 オプション

SPECIAL

日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。

ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。

本文へ戻る