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日本IBM、Linux腕時計にBluetoothモジュールを搭載してデモ

2000年12月5日
 日本アイ・ビー・エムは2000年12月5〜7日まで米サンノゼで開催するBluetooth関連技術の開発者会議「Bluetooth Devlopers Conference」に、腕時計型のデバイスとパソコンをBluetoothで連携させるデモを出展する。Bluetoothは近距離にある機器を無線で接続する技術。このデバイスは2000年8月に同社が研究発表したもので、OSにはLinuxを採用している。

 時計の右側の黒いモジュールの下部にBluetoothモジュールを組み込んだ(腕時計の下にある茶色の枠のは充電器)。米IBM社のWatson研究所の開発したLinux用のBluetooth用ドライバ(開発コード名:Bluedreakar)を組み込んでいる。

 ノート・パソコンにはBluetoothモジュールを搭載したPCカードを装着している。デモは2種類ある。パソコンのキーボードで文字を入力すると、それが1文字ずつ腕時計型デバイスに転送され、デバイスの画面で表示するというものと、デバイスの黒いダイアル部を操作した結果をノート・パソコンに送り、その操作に応じてPowerPointのプレゼンテーションを前後に動かすものである。デバイスが製品ではないため、まったく実用性はないが、「LinuxをOSに組み込んでいるのでさまざまなアプリケーションが開発できる。ただ、製品化については未定」(日本IBM東京基礎研究所上條昇専任研究員)という。

 なお、腕時計に搭載するCPUはARM7をベースにしており、リチウムイオン・バッテリで駆動している。8Mバイトのフラッシュ・メモリ、8MバイトのDRAMを搭載している。IrDAインタフェースも装備する。BluetoothモジュールはスウェーデンEricssonMicroelectronics社製。(市嶋 洋平=日経バイト編集)


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