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オリンパス中間決算、為替差損で営業利益減少

2000年11月21日
 オリンパス光学工業は11月21日、2000年9月期の中間決算を発表した。連結ベースの売上高は前年同期比5.3%増の2177億300万円、営業利益は同4.8%減の145億1400万円。デジタルカメラが大幅に売り上げを伸ばしたものの、為替差損の影響で営業利益は減少した。為替差損は205億4600万円で、営業利益でも91億円のマイナス要因となった。当期利益は、52億8700万円。前年同期は金融取引の損失整理による特別損失があったため当期利益は赤字だったが、今期は黒字に転換した。

 分野別では、映像分野の売上高が前年同期比10.8%増の865億3000万円。このうちデジタルカメラは同41.3%増の503億4500万円と急成長し、全売上高に占めるデジタルカメラの構成比率は23.1%となった。一方、銀塩カメラの売上高は同16.9%減の319億2200万円と減少傾向。

 顕微鏡や工業系検査機器などの光学機器は、売上高が前年同期比22.0%増の221億5300万円。液晶や半導体向けの検査装置が好調に伸びた。

 内視鏡は、売上高が前年同期比3.8%減の786億6700万円。国内は医療費の抑制、海外は円高の影響を受けて採算が悪化した。

 このほか、血液、生化学、免疫などの分析機は前年同期比4.7%増の116億5800万円。MOディスクやプリンターといった情報機器は同5.7%増の186億9500万円。

 2001年3月期の通期見通しは、売上高が前年同期比9.6%増の4700億円、営業利益は同9.5%増の330億円、経常利益は20.3%増の250億円、当期利益は同約7倍の130億円を見込む。いずれも当初見込みよりも売上高は150億円、営業利益は20億円、経常利益は20億円、当期利益は10億円の上方修正。特にデジタルカメラの売上高は、当初の見込み960億円から前年同期比49.2%増の1200億円へと修正した。これによりデジタルカメラの売上高構成比率は25.5%になる見込み。

 単独ベースでは、売上高が前年同期比13.8%増の1575億9100万円、営業利益は同60.6%増の95億600万円、経常利益は同309.9%増の83億7400万円、当期純利益は49億6300万円。単独ベースの通期見通しは、売上高3200億円、経常利益150億円、当期純利益87億円。(木村 亮)

■関連情報
・オリンパス光学工業のWebサイト http://www.olympus.co.jp/
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