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中国政府、Web上での無許可ニュース発信を禁止

2000年11月8日
 中国政府の国務院新聞弁公室(報道機関に対する行政官庁)と情報産業省は2000年11月7日、インターネット上のニュース発信を規制する規定「インターネットWebサイトのニュースに関する臨時管理規定」を決めた。この規定では、中国内のWebサイトがニュース配信するためには、政府が許可している報道機関の記事のみを使うことを強制している。さらに、中国内のWebサイトがこれまで行っていたニュースの配信、掲示板や伝言などのサービス業務は許可制となり、資格申請の届け出が必要となる。この規定は同日午後5時から効力が発生した。

 具体的には、Webサイトで使えるニュースは、人民日報や新華社など従来政府が許可していた報道機関のもののみとなる。許可していない機関やWebサイト独自に取材したニュースは掲載できない。また、中国内のWebサイトに外国メディアのニュース記事を転載したりWebサイトをリンクする場合、Webサイト運営業者は事前に国務院新聞弁公室に申請し、許可された外国メディアのみ掲載またはリンクできる。ここで、外国メディアとはニュース・サーバーを中国外に設置している中国外の報道機関を指す。

 中国のWebサイト運営業者はこの規定を公表してから60日以内に事業者資格申請や外国メディアに関する届け出などを終えなければならない。違反した場合の罰則規定も決められている。最も重い場合は事業者資格を失う。

 Webサイトのニュースを含め、一般的に中国での報道は許可制である。現存の法律ではWebサイトに関して言及しておらず、従来Webサイト・ニュースに関する扱いがはっきりしていなかった。現状としてはほとんどの中国の総合サイトは許可を得ずニュース・チャンネルを提供している。

 そのなかには、政府を批判したり、政府に反対する意見を掲載するところが多くなってきている。今回Webサイト・ニュースに対する規制を打ち出したのは、これらが主な原因と見られている。中国政府は、インターネット上で無許可転載や出典不明のニュースの氾濫が問題だとしている。(曹*)

■関連情報
・中国政府が発表したWebニュースに関する規定(全文、中国語簡体字) http://tech.sina.com.cn/i/c/41277.shtml

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