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東証でシステム障害--午前終値確定に遅れ

2000年10月10日
 東京証券取引所で10月10日午前、株式売買システムに障害が発生した。原因はプログラムのバグ。この障害のためTOPIX(東証株価指数)および日経平均株価の午前終値確定が、通常より約30分の遅れとなった。東証ではプログラムに応急処置を施し、午後の取引を正常に再開/終了させた。10日中にプログラムを完全に修復し、11日からは正常なプログラムを取引に適用する。

 障害は午前11時、アドバンテスト株の立会終了時の売買時点で発生した。このため終値の約定執行が一時的にできない状態に陥った。その後の応急処置でアドバンテストの終値を成立させ、TOPIXおよび日経平均を算出した。

 システム障害の原因について東証は「プログラムのバグ。終値の約定執行の課程で、更新してはならないファイルを更新しようとしてしまい、処理矛盾を起こしてプログラム全体が停止し、終値付け合わせ処理中のままになってしまった」と説明している。東証は、終値処理において不要なファイル更新を実行しないようにプログラムを修正し、11日の取引から修正版を使用する。(田中 一実)
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