米MSなど3社、企業内違法コピーで法律受験予備校を提訴
2000年4月19日
原告となったのはマイクロソフトのほか、米アドビシステムズと米アップルコンピュータ。損害賠償請求額は弁護士費用も含め、約1億1500万円。
訴状によると被告のLECは、原告が開発し著作権を有する3社のソフト約10種類を、著作者に無断で違法に複製して利用していたという。
関係者による内部告発を受けて、3社は99年5月にLECの中心拠点である高田馬場西校に対し、東京地裁による証拠保全手続きを行い、同校のパソコン219台のうち136台を調査。その結果、違法にコピーされたソフトが545本見つかったとしている。被告は法律受験予備校としては国内大手。東京のほか、主要地方都市を拠点として法律家養成教育を実施している。
原告3社とLECはその後和解に向けた交渉を行ったものの、損害額の算定などで意見が一致せず交渉は決裂。また「法の番人を育てる機関で起きた事件」(原告代理人の遠山友寛弁護士=TMI総合法律事務所、写真中央)という点を重く見て、最終的に提訴に踏み切ったという。(松尾 康徳=日経パソコン編集、田中 一実=ニュース編集部)
●違法コピーが作成されたとされる10種類のソフト(訴状から)
アドビシステムズ社の製品
・PageMaker
・Photoshop
・Illustrator
マイクロソフト社の製品
・Excel
アップルコンピュータ社の製品
・マックドロー
・Mac OS
・マックライト
・クラリスドロー
・クラリスワークス
・マックドロープロ
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