シャープ、ザウルス向け開発環境を強化
2000年3月16日
「Code Warrior」シリーズはマルチプラットフォーム/マルチ言語対応で、ゲーム機や携帯端末のアプリケーション開発ツールとして広く採用されている。ザウルス対応製品が発売されることで、(1)他機種向けの「Code Warrior」シリーズを使っていたプログラマーがザウルス向けのアプリケーションを開発しやすくなる、(2)他のプラットフォーム向けソフトウエアの移植が従来より容易になる--などのメリットがあるとしている。
シャープはこれまでザウルス用のソフト開発環境として、独自のツールを提供していたが、汎用的でないためアブリケーションの開発本数が伸び悩んでいた。同社では、汎用的な開発ツールの発売により、現在は約600本のザウルス用アプリケーションの本数を、「2000年度中には約3倍、最終的には数千本の世界にしたい」(中川博英通信システム事業本部副本部長)としている。
ザウルスは2000年1月に累計出荷が200万台を突破。シャープではPDAの分野でこそシェア60%としているものの、iモード対応携帯電話が爆発的に普及していることもあり、今後の市場には危機感を強めているという。1999年10月に、ザウルスの製品統括部門を、従来のコンピュータ関連製品を扱う情報システム事業本部から、通信関連の通信システム事業部に移管したのも、携帯電話などの製品を強く意識したものだ。
同社はザウルスの特徴として、ノートパソコンよりも軽量で長時間動作、携帯電話よりも大画面で高処理能力、長時間の作業が楽という点を挙げており、アプリケーションの種類を増やすことで、本体の販売促進につなげたいとしている。(木村 亮)
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