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NTT宮津社長、CATV事業への参入意向を表明

2000年1月19日
 NTTの宮津純一郎社長は2000年1月19日の定例会見で、NTTグループとしてケーブルテレビ(CATV)事業に参入する意向を表明した。「まだ話を詰めていないが、グループ内で『3種』に分類している会社がCATV事業を手がけることになるだろう。CATV事業者への出資も考えられる」とした。

 NTTはグループ企業を三つに分類しており、東西地域会社を規制会社の「1類」、NTTコミュニケーションズとNTTドコモ、NTTデータを競争会社の「2類」、NTTエムイー(NTT-ME)やNTTファシリティーズなどを経営資源活用会社の「3類」と位置付けている。NTTグループとしてCATV事業に乗り出す場合は、先ごろ兵庫県で自ら光アクセス網を敷設して高速インターネット接続サービスを開始すると発表したNTT-MEなどを有力事業母体と考えているようだ。ただし、宮津社長は「まだ法律的な問題が残っている」と語り、参入には法的整備が必要になるとの見解を示した。

 会見で宮津社長は、「これまでCATV事業は、携帯電話やインターネットのようには成長しないとみて後回しにしてきたが、日本でも成長する可能性が出てきた」という認識を示す一方、「日本には光ファイバ普及という国策があり、NTTグループは光ファイバの敷設を進めてきた。これを活用する段階に入った」とした。その上で、「日本では光ファイバ化とCATVの普及が並行して進むことになるのではないか」と語り、「再編成の話に振り回されて検討が進んでいなかったCATV事業への参入が、NTTグループとして新しい事業展開の視野に入ってきた」とした。
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