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【COMPUTEX】サーバー機の展示は3社--Tatungの担当者に聞く

1999年6月1日
 台湾ではサーバー機を開発/提供するメーカーがここ数年で激減し、COMPUTEXに出展している企業も3社になった。こうした中で、Windows NTベースのサーバー機などを以前から開発/提供しているTatung Co.のMaple Chi氏(Sales Representive)に、台湾メーカーの置かれている状況などについて聞いた。(聞き手は佐藤 康朗=ニュースセンター)

BizTech サーバー機を開発/展示するメーカーがずいぶん減ったように思う。
Chi 以前は10社以上の企業がサーバー機を開発/展示していた。おそらく現在、台湾でサーバー機を生産しているのは、Acer、ASUSTeK Computer、Tatungの3社だけだと思う。

BizTech なぜ3社まで減ったのか。
Chi 理由はいくつかある。まず第1の理由は、サーバー機は売った後の保守/サポートに手がかかる。こうした、サービスに人材を用意できない小さな規模の会社では顧客の満足が得られない。第2の理由は、サーバー機の開発に要する費用がますます巨額になってきた。巨額の投資を続けられる会社だけがサーバー機の開発を続けられる。
 Acer、ASUSTeK、Tatungの3社はすでにサーバー機で大手顧客を確保している。それだけに、簡単には撤退できないという側面もある。

BizTech 今年の展示を見ていると、独自色の強い製品を展示するメーカーが減った。米Intelが台湾企業各社の製品計画などを以前にも増して強くコントロールしているのか。
Chi それはしかたがない。台湾企業が開発/提供している製品はほとんどがハードウエア機器やその部品だ。Intelからのサポートなしではそのほとんどが開発できない。開発能力のあるメーカーだけがサーバー機の開発/販売など独自色の強い商売をやっていけるともいえる。

BizTech 開発能力のある企業だけがIntelの製品計画に従わないモノ作りをある程度容認されるということか。
Chi 開発能力もそうだが、むしろどんな顧客を抱えているかの方が各社のビジネス形態を決める要因としては大きい。例えば、われわれTatungの場合は、日本だけでなく米国やオーストラリアなどさまざまな国に大手顧客を抱えている。顧客の要望に沿ったモノ作りのために、Intelベースのサーバー機のほか、UltraSPARC搭載サーバーなどを製品として提供している。こうした独自色は顧客のニーズから生まれてくる。
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