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NTTデータ、XML技術取り込んだワークフロー管理システムなどを公開

1998年12月2日
 NTTデータは12月1日、開発中の技術を大手ユーザーなどに公開する内覧会「New Paradigm Exhibition'98」を開催、99年以降に普及が始まると見られているXML(Extensible Markup Language)を使って試作したシステムなどを披露した。

 XMLは、WWW Consortiumが98年2月に標準として定めた言語。種類が異なる複数のコンテンツや複雑なデータ構造を抽象化して表現できるメタ記述言語であるため、Webベースの企業間EDI(Electronic Data Interchange)システム向けの技術として注目を集めている。

 参考展示の中で、最も注目に値したのが、NTTデータのオープンシステムセンターが開発している「OpenCube Commerce」のデモンストレーションである。このデモでは、資材購買の提案から発注までの一連の手続きを、XMLで記述した電子文書の回覧で処理するシステムをワークフロー管理システム構築用パッケージの「OpenCube」を使って構築し、さらにデルコンピュータ(本社:川崎市)が11月18日に開始した企業ユーザー向けのパソコン販売サービス「プレミアページ」と接続して展示した。見積りの依頼や発注書/受領書の送付などの全手続きをブラウザ上で行えるようにした。

 デルの「プレミアページ」は、顧客として契約した企業に専用ページを設けて、パソコンを顧客に固有の製品仕様/価格で提供するサービス。見積りデータなどXML形式で提供可能で、発注書をXML形式で送付することも可能という。

 このほか、官公庁などへの申請/届出を、XMLで記述した電子書類で行うシステムもJavaで試作した。このシステムの特徴は、XMLで記述した電子書類が他人に改ざんされていないことを確認する機能や、申請者などの認証機能を備えていること。このソフトでは各省庁ごとに異なっている書類の形式をXMLのスタイル・シートを使って表現する。住所や氏名などの複数入力を避けられるため、複数の省庁へ提出する場合の書類作成を手続きを効率化できる。

 開発に使ったのは、米Sun Microsystemsが評価用に公開している最新版「JDK 1.2 Beta 4」。これにジャストシステムの日本語入力機能「ATOK Server」と、日本アイ・ビー・エムの東京基礎研究所がJavaで開発したXMLパーサー「XML for Java」を組み合わせて利用した。(佐藤 康朗)

(ニュースセンター)


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