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セイコーエプソン、主力カラー・プリンター3機種を新発売

1998年10月15日
 セイコーエプソンは1998年10月15日、同社のインクジェット方式カラー・プリンター「Super Colorio」シリーズの新機種3製品を発表した。同時に、本体にPCカード・スロットを備えたフォト・ダイレクト・プリンター「Printon」シリーズも発表した。Printonシリーズは、パソコンに接続することなく、デジタル・カメラの画像データを印刷する用途を狙ったもの。同社は今後、「Printon」シリーズのテレビCMを放映するなど、フォト・ダイレクト・プリンター市場に本格参入する構えを示している。

 Super Colorioシリーズの新機種は、「PM-600C」の後継モデル「PM-670C」(価格は3万9800円)、「PM-750」の上位モデル「PM-770C」(同5万9800円)、A3対応「PM-2000C」の上位モデル「PM-3000C」(同7万9800円)の3機種。Printonシリーズには「PT-100」(同6万9800円)を投入した。

 発売日は、PM-670CとPM-770Cが98年10月24日、PM-3000Cが98年12月5日、PT-100が12月上旬。

 同社のプリンター製品の販売を担当するエプソン販売(本社:東京都新宿区)の降旗國臣社長は、今年度のインクジェット方式プリンターの販売目標を、当初予定の170万台から180万台に上方修正すると発表した。さらに「11月から12月の年末商戦には、昨年に比べて10万台多い47万台を販売する」と述べた。具体的には、A3判対応機種を14万台、A4判対応機種を33万台を目指す。また、Printonシリーズは今後1年で30万台を販売する。

PM-770C、PM-3000Cは、新開発のインク・ヘッドを採用
 PM-770C(写真)とPM-3000Cで採用した新開発のインク・ヘッドは、6pl(ピコ・リットル)、10pl、19plの3種類のインク滴を出力できる。階調の濃い部分では19pl、階調の薄い部分では6pl、階調変化のある中間では3種類のインク量を組み合わせて出力することで、インク・ドットの目立たない高精細な印刷ができる。これら3種類のインク量を制御する技術も新たに開発した。

 インク・ヘッドの制御は複雑になったが、一方でインク・ヘッドのノズル数を1色32ノズルから48ノズルに増やし、印刷速度を従来機より1.5倍に高速化したという。フルカラー印刷の速度は、高速印刷の「速い」モードで、PM-770C(A4判)が1枚あたり1分11秒、PM-3000C(A3判)が同1分56秒。高画質印刷の「きれい」モードで、PM-770C(A4判)が同3分8秒、PM-3000C(A3判)が同5分18秒。

 PM-600Cの後継機となるPM-670Cは、PM-750Cと同じ1色32ノズルのインク・ヘッドを採用した。印刷速度などは従来機と同じだが、PM-750C並みの画質で印刷できるようになった。

 3機種とも、解像度は1440×720ドット。印刷用紙サイズは、PM-670CとPM-770Cは最大A4判、PM-3000Cは最大A3判ノビまで。パソコンとのインタフェースは、PM-670Cがパラレル・ポートのみ、PM-770CとPM-3000Cでは、パラレル・ポートとMacintoshシリアル・ポートに加え、USBポートを標準装備する。

デジ・カメ画像をその場で印刷できる「Printon」シリーズ
 PT-100(写真)で採用したプリンター・エンジンはPM-750Cと同じ。解像度は1440×720ドットで、最大A4判まで印刷できる。パラレル×1、Macintoshシリアル×1のインタフェースも備えており、パソコン用プリンターとしても利用できる。

 対応する画像形式は、JPEG/TIFF/PNGの各形式。サムネイル画像を一覧印刷する「インデックス」や、シール用紙に印刷する「オリジナルシールプリント」など、7種類の印刷方法が選択できる。コンパクトフラッシュ・カードに対応したPCカード・アダプターを同梱する。

●従来機には新しいプリンター用ツールを同梱、さらに値下げも
 従来機「PM-750C」と「PM-2000C」は、新しいプリンター用ツール「オートフォトファイン!3」を同梱、さらに新価格を設定した。PM-750Cは4万4800円(旧価格5万9800円)、PM-2000Cは5万4800円(旧価格7万9800円)。新価格は98年10月21日以降に出荷する製品に適用する。(加藤 慶信)

■問い合わせ先
・エプソン購入ガイド・インフォメーション 電話042-585-8444
・セイコー・エプソンのホームページ http://www.epson.co.jp/

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(ニュースセンター)


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