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新興セルビックなど、交換式ホットランナシステムを開発

1998年10月12日
 成形技術開発メーカーの新興セルビック(本社東京品川区)とホットランナ部品メーカーの吉田グローバスは共同で、交換式のホットランナシステム「ホットランナグローバス」を開発した。

 ホルダ付きホットランナチップ(ランナ部に相当)と専用のコントローラからなり、ホットランナの着脱に対応した金型を用意すれば、金型1個当たりのホットランナのコストを下げられる。

 成形のステップに合わせて金型のスプルを加熱・温度調節し、ランナ部の樹脂を溶融状態に維持するホットランナには、(1)成形サイクルを大幅に短縮できる(2)成形品のゲート処理が不要になる――などの利点がある。しかし、金型と一体だった従来のホットランナはその分金型費用が高くなるため、大量生産でなければ採算が合わなかった。交換式にして複数の金型でホットランナを共有できれば、少量生産品やこれまで金型費用に占めるホットランナ費用が割高になって事実上使えなかった小物部品用金型にも適用しやすくなる。

 新興セルビックは交換式ホットランナ対応の金型を受注作製するとともに、システム自体も販売する。価格は1個取り用ホットランナチップが15万円、専用コントローラが30万円程度になる見通し。(中西清隆)

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